久しぶりに乗る飛行機にわくわくしていたが、機内では映画を観るのと食べることしか楽しみがない。
どちらも事前にWebで確認することができるのでざっと予習してみると、機内食は往復路すばらしい企画が盛りだくさんだった。
和食は『くろぎ』の、洋食はモードスパニッシュ系の『山田チカラ』のオーナーシェフが監修するとある。
どちらにするか迷うのも楽しい。
が、献立リストを見て前菜から躓いた私。
まず、どちらも胡麻豆腐となっている。
次に第一希望の和食のメインは蟹、洋食のステーキはよいとしてもパスタは立派な海老が鎮座する魚介のパスタ。
まぁ、よろしいです。いずれにしても全量食べきれないので、食べることのできるものだけ摘まめばよいのですから。
そう思って呑気に構えていたら、アレルゲン対応食があるからと強く勧められた。
提供する側の立場から考えると、過去にアナフィラキシーショックを起こして死にそうになった人に普通食は怖くて出せないよね。
そこでアレルギー症状の出るものを知らせると、
『27品目アレルゲン対応食』を提供させていただきますと回答がきました。
これは食材だけでなく調理道具なども徹底してアレルゲンのものに接触せずに調理してますという説明である。
過去には他の航空機会社であるがベジタリアンメニューを試したことがあり、今回は興味もあってJALのこの特別食をお願いすることにしました。
さて、いよいよ離陸して一段落したところにさっそくお食事の時間です。
【JAL 成田→ロス C Class】
寝惚けてたのか、ピンボケの写真でごめんなさい。
サフランライスに赤魚のピカタ?っぽいもの。サラダはフレッシュレモン付き(←ドレッシングの代わりらしい)
マスカットのゼリーとさつま芋クッキー!
温かい紅茶を淹れてもらって、結局はサラダとゼリーをさつま芋のクッキーを完食して、メインは一口ずつ。
成田のラウンジでたくさん食べたのでお腹が空いてない+フライト中はそんなに食べない+風邪ひいてました
ということで、アルコールも飲まずにうとうとしながら映画を観てました。結構器用だな、私(笑)
2食目も同じような内容だったので、ゼリーだけ食べてあとは味見のみ。写真無しです。
途中で離席したときに見てしまったのです。ワゴンで美味しそうなデザートが運ばれるのを!!
あれは私には来ないのね!と思ったらちょっと拗ねた(笑)
【JAL ロス→成田 C Class】
復路はちゃんとした器にちょっとテンションが上がります。
フルーツとサラダ。
ご飯がお茶碗に入ってる!と感激しました。
デザートもお皿に乗っかってると可愛く見えます。
ひたすら映画を観ながら、間食はフルーツとサラダのプレートでした。写真無しです。
2食目は・・・お魚のハンバーグでした。
機内食に限らず全般に言えることですが、アレルゲン対応食というのは素朴な味わいのものが多い。
私はよく噛み締めて食べることにしています。
一口一口よく噛んで素材の持ち味を楽しむというのがコツですね。
帰路も発熱気味で薬で抑えていたのでアルコールは無し。
といってもいつもアルコールは飲まないので思いつかなかった。
ひたすら熱い紅茶と緑茶を所望して水分補給に努めてました。
皆と同じ食事なら手間要らずなのに、スタッフの皆さんにあれこれ気を遣っていただいて申し訳なかったかな。
それでもこの特別食はよい経験になりました。