前々から行きたかった彫刻の森美術館。
英語の表記は、THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUMとなっています。
何年も間狙っていて、チャンス到来!って感じです。
箱根登山鉄道、彫刻の森駅で降りて徒歩2分。
もうすぐそこです。ドキドキしていました。
案内板があるので迷いません。ゆるやかな坂を歩いて門が見えました。
チケット売り場には数組が並んでいます。
すぐに私の番になって、ほとんど待たなくて入場できました。
入り口は一箇所で、ゆるやかな下りのトンネルに進みます。
閉鎖的なトンネルを抜けると、とたんに開放的な雄大な景色が広がります。
トンネル抜けたすぐ左手に、白色のよくわからないモニュメントがそびえていました。
お天気がよくて青空だったらこの白が映えるだろうな〜と思いながら見上げました。
岡本太郎さんの作品です。
正面広場の向こうには、山を越えるように飛んで見える作品があります。
この2人?が高所恐怖症でないことを祈りつつ、周囲を見てみると・・・
大きな作品が間隔を空けて配地されていました。
これはガラスの板を何枚も重ねることによって曲線を作っている作品です。
ゆるやかな勾配のある広いお庭に、その傾斜を利用して、同じ作品を上からも下からも観察できるように配置されているものがいくつかあるのですが、これもいろんな角度から見ることができます。
ピカソ館やカフェなど、屋外だけではなく建物のなかの展示もあります。
喉が渇いたのでお茶でもしようとカフェに向かいました。混雑はしていませんでしたが、何人もの人が利用していたようなので、密は避けてカフェの建物には入らずに散歩を続けました。
チケットブースでもらった地図を見ていると、不思議なものがあるのに気がつきました。
え?目玉焼きのベンチ?
遊び心があっていいな、こういうの。
迷いながらも行ってみます!
座ってもいいし、子供が乗って遊んでも良いみたい(笑)
翌日の予告のようなこの目玉焼きにニヤニヤしながら、美術館を後にしました。
彫刻の森美術館 美術館のHPはここ
住所:神奈川県足利郡箱根町二ノ平1121
開館時間:9:00~17:00
年中無休
野外美術館を後にして、箱根登山鉄道で小田原駅に戻ります。
途中乗り換えの箱根湯本駅までのスイッチバック走行が楽しくて、楽しくて・・・
マスクをしているので誰にもニヤニヤ顔を見られることはなかったはず。
来るときは、新幹線で小田原駅に来ましたが、この日の宿は三島駅なので、東海道本線で三島駅まで移動することにしました。
沼津行きの普通電車に乗ります。
とそのとき、「Suica専用グリーン車うりば」の看板を見てしまいました。
そういえば、以前に東京駅でもグリーン車のある普通電車を見かけてました。
興味津々で、券売機を見に行きました。
ふむ・・・「Suica置いてください」と書かれたところに置くとグリーン券が買えるのね。
モバイルSuica使ってるもんね、私。
と思って機械にそっとスマホをかざしてみました。
なんですと〜〜〜?「お取り扱いできません」だって?
え〜〜っと思って顔をあげると、
「モバイルSuicaはご利用できません」という注意書きが目に止まりました。
ちっ・・・使えないな。
電車を待つ間に検索してみると、他にもわかったことがありました。
沼津行きの電車は、途中の熱海まではJR東日本で、熱海から向こう、私の下車駅三島はJR東海なんですって。
もしここでグリーン券を買っても、熱海までしか座れないの?
そんな疑問も出ましたが、電車来たので考えることをやめてとりあえず乗り込みました。
新幹線とは違って、海岸沿いを走るこの路線。海を身近に感じてとっても楽しかったです。
そして新たな発見がもう一つ。
途中に、湯河原駅ってあったんです。私、この日まで湯河原は山の中の温泉地だと思っておりました。
湯河原って海辺だったのですね。いや、お恥ずかしい。
旅には出てみるものですね。