■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

『古拙』@銀座で蕎麦を堪能!

2009-10-31 | 食べ歩き(東京)
今回は、コナモン繋がりで仲の良い方に予約を取っていただいて楽しみにしていた蕎麦の日です。
ミシュランガイドで星がついてます。人気店ゆえ予約が難しいのです。
祝日のランチの予約は、コースでお願いしますということで、優雅に蕎麦懐石をいただきました。

まずは前菜です。

松茸の佃煮というのもありました。細切りの昆布と一緒にお醤油で煮たものです。


次にそばのお焼き味噌風味です。

ご飯も入ってるということでした。ご飯のねらい目は食感でしょうね。
割ってみると中はこのような感じ。
オリーブオイルをつけていただきます。



小さな椀に暖かいきつね蕎麦です。



蕎麦寿司



あんかけ揚げ蕎麦

揚げた蕎麦の上にポーク+野菜あんかけです。
蕎麦が香ばしくて、食感も好きでした。
あんかけというより葛かけです。吉野葛なのでしょうか?(まさかネ)
葛の出汁があっさりしてて、意外感あり。


あんかけ出し巻き卵

これはまさしくあんかけです。
卵には蟹と緑の野菜が入って彩りもよくすごく美味しそうでした。
蟹が入っているので食べられず、でも一カケラだけ味見しました。(^^)
一カケラが限界だな・・・orz


〆のお蕎麦は、おろし蕎麦とせいろの2つから選べます。
これは同行者が頼んだおろし蕎麦。


私が頼んだのはせいろです。

細くて白い蕎麦でした。かための茹で上がりでご機嫌です。
それまでのお料理で出汁が上品に薄味だったのとは対照的に、
甘味のない濃い蕎麦ツユです。
細いけどしっかりと噛み応えあり、しなやかな蕎麦に濃いツユ、とっても満足したせいろ蕎麦でした。


デザートも蕎麦を使ったものでした。

蕎麦粉のパンナコッタと蕎麦蒸し羊羹だったかな。
せいろ蕎麦で許容量マックスの私は、意識が朦朧としていたのでデザートはほんと苦しかったです。
でも、美味しくいただきました(爆)


今回、こちらのご夫妻と 有名なこの店の女将さんと4人で新富町駅で待ち合わせして行きました。
プラプラ歩いて到着したものの、建物入口はまったく地味です。
階段を昇るとそこは古拙の世界になります。
このギャップがいいのかもしれません。




古拙(こせつ)

住所:東京都中央区銀座2-13-6 東二ビル 2F

定休日:日曜日

『かとう』@築地で朝ごはん

2009-10-29 | 食べ歩き(東京)
今回は築地に何度も行きました。
台風も去って、市場の「食育祭り」も終わって、なんだかのんびりしたある日のご飯は前から気になってた『かとう』という魚定食がメインの店に行って見ることに。
普段だったらここも行列のお店です。
お店の前にその日のメニューが貼り出してあるのはありがたい。
入ってからあれこれ迷うのはカッコ良くないですものね。

今回「のどぐろ」というお魚を食べてみることにしました。
旅行中に何度も聞いた魚の名前です。
私は魚の名前がよくわかってません。
姿を見てもよくわからずに、切り身を見て、あぁこれかと思う程度です。(^^;
この日も、一度見てみようと思って注文するのです(笑)
焼きか煮つけか指定できるので、「のどぐろを煮付けでお願いします」と注文しました。
定食ですよね?と確認されてしばし待ちます。

待ってる間、壁に貼られたメニューを眺めてました。
あ、「秋刀魚塩焼き定食(すだち付)」というのを見つけました。
秋刀魚も食べたいなぁ・・・と思いました。
が、朝から焼き魚はちょっと(^^;と思います。
その日はそのままお出掛けするので、塩焼き食べたら匂いが気になります。
そう思って、心安らかにのどぐろを待ちました。

いよいよ真打の「のどぐろ」が出てきてびっくり!
この皮と身の状態は記憶にあります。
ムツじゃないですか(^^)
知ってるお魚でよかったなぁ・・・と思いました(笑)
身は白く、むっちりとしています。
脂っぽい魚だけど、クセがなく美味しいのです。、
煮汁は少々甘めで、よく合ってました。

お豆腐もついてます。大きいお豆腐です。
このお豆腐に煮汁が染みて美味しいんだよね~~~







和食・定食 『かとう』

住所:東京都中央区築地5-2-1 築地卸売市場8号館

定休日:日曜、祝日、不定休(築地市場の休日に準ずる)
営業時間:4:30~13:30


新作ラーメン2種

2009-10-28 | ラーメン
過日、横浜、みなとみらいで開催された『ラーメン産業展』におじゃましました。
ほんと、おじゃま。。。って感じなんだけど(笑)

年に一度のこの催事、今年は特設ブースを作り、有名なラーメン屋さん7軒が2010年のトレンディを占う新作ラーメンを発表する!ということで、楽しみにしてました。
食券を買って、列に並びます。
そうなんです、どのお店も並んでます。


まずは、写真上↑の、ちばき屋「ワン麺」をいただいてみました。
ワンタンとラーメン合体の麺で、幅広のワンタン素材の麺に鶏白湯+干し鱈のスープです。
ちゅるちゅる喉越しの良い麺に癒し系の塩ラーメン。

トッピングがすごく凝ってて、びっくりしました。
味玉子は昆布出しにつけて味をしみこませたそうです。
レンコンのトッピングにもちょっとびっくり。
チャーシューの替わりに鶏そぼろを固めてミートローフ状態のもの。
タマネギの刻みが全体を引き締めてました。
私はやっぱり日本料理風なラーメンに惹かれます。


次は、前回の鴨ラーメンですっかりファンになった、初代けいすけの「鶏紅湯NEO煮母子」というのをいただいてみました。

伊勢海老の殻が山盛り飾ってあるのに引き気味ですが、挑戦してみました。
ほんと紅いスープはとろとろですごく濃厚でした。
その濃厚なスープによくマッチしている麺。
それほど太い麺ではないのですが、粉の味がして存在感バッチリです。
ローストされたチャーシュと、立派な穂先メンマ。
このメンマ、柔らかくて味がちゃんと染みてて美味しかったです。
私の思考は麺に戻ります。
この麺は・・・・あれこれ考えましたが、何しろ印象強い麺でした。



他のお店のラーメンも少しずつ味見させていただきました。
催事の特設会場で、しかも食べる人はラーメン業界人ばかり(^^;
ある意味怖いよなぁと思いますが、さすがに人気店や老舗店、試行錯誤と挑戦を見事にクリアーしてました。
すごいなぁ・・・・(ため息)


さて、来年はどういうラーメンが流行るのでしょうか(笑)
成り行きを見守りたいとおもいます。


そうそうこれはオマケの写真。
ラーメンバンクのブースで振舞われていた、蛤出汁のラーメンです。
大文字の社長にお給仕していただきました(笑)
鳴門が可愛い~~~!




満漢全席 紹興酒の夜 その2

2009-10-25 | お出かけ日記
さて、もうかなり頭もお腹も苦しくなってきた私達。
酔いをちょっと冷まそうと、中国茶を飲みました。
がぶがぶ飲んで、しばらくするとまたお酒が飲めそうな気がします(笑)
さらにメインを美味しく食べるために本格的に酔い覚ましの散歩にでかけたのです。
酔っ払ってフラフラ歩き、コンビニで冷たいアイスを頬張った怪しい一行。
すごい良い気分で戻って、さぁ食べるぞ!どこからでもかかって来い!!という勢いです。

シェフが何事がつぶやきながら格闘して完成したのが、この「タラの清蒸」!

上に乗っかった白いネギは、酔っ払う前に私が切った白髪ネギです(^^)
これ、すごく美味しくて、写真撮るのを忘れてました。
ほっこりした身と豆豉(トウチ)がほどよくなじんでます。
豆豉は黒大豆に塩を加えて醗酵させたもので、炒めるととってもよい香りがします。

シンガポールの中華薬膳で特別に作ってもらった「タラのポイール包み焼き」を思い出しました。
まだまだ飲めます。
写真もブレてます(^^;


そして写真一番上↑の、東坡肉(トウロンポウ)です。
三度も脂抜きしたという手間のかかった素晴らしい出来栄えです。
写真で味まで伝えるのは難しい。
むっちり+とろり+程よい醤油のなかにわずかな八角の香り・・・・・
とろとろではなくて歯ごたえが少しあって、理想の仕上がりでした。
この皮付きの三枚肉は、ちゃんとムダ毛の処理もシェフ2さんがご自分でしてくださったそうで、すごくなめらかでした。
上唇と下唇がむちっとくっつきそうになり思わず唇を舐めとっても最後の一滴までムダにしたくない、そんなタレを絡めていただきました。

この「中華おこわ」に乗せて食べてもすごく美味しかったです。

椎茸、チャーシュー、銀杏、干し海老などなどが入った中華おこわ。
私の大好物です(^^)


さて、とうとう最後の〆になりました。
坦々麺です。

私は麺茹でを担当しました。
麺は乾燥の細い麺です。
特製の肉味噌をトッピング。

飲んだ後のラーメンが美味い!というのを実感しました。


紹興酒は3本目がわずかに残っただけでした。
でもね、二人のシェフは紹興酒の前にとりあえずビールを何本か飲んでるんですよ。
さらにその前。。。集合時間前には酔い覚ましに1時間ほど市場で散歩してたって言うんです。
いったいいつから飲んでるんですか?
お昼には合流して飲み始めてたようです(^^;
私はこの日のために前日から調整してたというのに・・・
あぁ、この人たちには敵わないなぁ・・・いや、敵わないほうがいいんだ!と思った夜でした。


解散の前に「次のテーマは何にする?」と盛り上がる私達。
次回は私も何か作りたいとおもいます。



満漢全席 紹興酒の夜 その1

2009-10-24 | お出かけ日記
12年ものの紹興酒を飲み倒そうじゃないか!
そして紹興酒に合う料理を食おうじゃないか!!とスタートした中華な夜。
グルメな友人作の「バンバンジー」(写真上↑)で始まりました。

紹興酒はフルーティな紹興酒を封切りして、一口いただきました。
おぉ・・・美味しい(^^)
どう美味しいのかよくわかりませんが、まったりした質感が心地よい(^^)
そういえば紹興酒は食道を通るときが気持ちいいんです。
そしてその後の香りというか、余韻が好き。
香りが消えるときに、「もう一口飲みたいなぁ」と思うのです。

さて、バンバンジーですが、鶏は味わいのある肉質でした。
胡麻ダレが香ばしくて美味しい~~(^^)胡麻自体に深みがあるんです。
冷たさを楽しみながらあっという間になくなりました。(笑)

もう1人、とってもグルメな料理人が駆けつけてくれました。
持参の「蜆(しじみ)の醤油漬け」「黒豆」をアテに紹興酒の進むこと(^^)

この蜆、茹で方にちょっとコツがあるらしいのです。
少し空いた隙間を指でこじ開けて、中の蜆をいただきます。
薬味がほどよく効いていて、一つ、もう一つ・・・と止まりません。

「黒豆」は砂糖控えめなので、豆本来の甘味がなんとも美味しい!!
かなり気に入って、最後までちまちまと食べてた私です。


自家製「茄子の古漬け」もあったんだけど、写真撮り忘れてました。
もうこの頃には酔っていたのかもしれません(^^;

これは本日”二本目”の紹興酒です

一本目の写真が無いんだよね~~ orz
この紹興酒の後ろにかすかに見えてるのが一本目なんだけど・・・(苦笑)
もしかして、前菜だけで1本空いちゃってる?
よく覚えてないんですけどね(笑)

途切れることなくおしゃりしながら、飲みながら、つまみながら。。。
ほんとに初対面の方も居るのかな・・・と思うぐらいの寛ぎようです。
で、出てきた「ショウロンポウ」(確か、漢字は「小龍包」?)
中休みにはちょうどよいセレクションです。


そしてこれが「帆立とレタスのウマ蒸し」です。
私は飲んでたので、どうやって作ったのかわかりませんが(笑)
これ、メチャ美味です。
テーブルに置くなりパクパク食べたので、こんな写真しかありませんでした。


音楽と酒と美味しい料理!
私は料理人二人の手料理を堪能するだけという”女王様待遇”で夜は更けていくのでありました。
生きて帰れるのだろうか・・・そういう思いがふとよぎる。
それと同時に、一生に一回くらいは中国のお酒を楽しんでみたいよねという気持ちにもなったんです。
腰すえて飲むぞ~~~!
そしてメイン料理がこれから始まるのです(^^)


続く・・・・







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