秋の七戸駅構内
次のレールバスが来るまでのひととき
駅員が忙しなくネコで荷物を運ぶ
かつてこの鉄道は砂鉄を運ぶために敷かれたのだったが
それも昔の話で今はもっぱら沿線の産品を中心とした小荷物だ
この時期はりんごが主な荷物のようである
まだまだ鉄道が小口貨物輸送の主体を担っていた時代
1983?年11月 南部縦貫鉄道 七戸駅
秋の七戸駅構内
次のレールバスが来るまでのひととき
駅員が忙しなくネコで荷物を運ぶ
かつてこの鉄道は砂鉄を運ぶために敷かれたのだったが
それも昔の話で今はもっぱら沿線の産品を中心とした小荷物だ
この時期はりんごが主な荷物のようである
まだまだ鉄道が小口貨物輸送の主体を担っていた時代
1983?年11月 南部縦貫鉄道 七戸駅
小さなレールバスは残雪の小径に踏み込んでいく
ガーガーガー、ダンダンダン
自動車同様に運転手はクラッチを切ってギアを操作しながら
車内では多くの荷物が幅を利かせて
まだまだ地方の自動車輸送網が発達していない時代に
鉄道は沿線のまちを繋ぐ重要な輸送手段だった
1981年3月 南部縦貫鉄道車内
南部縦貫鉄道初乗車前にレールバス周りの撮影をする
発車の時間が近づくと、車内にはそこそこの乗客があり
そこに駅員だろうか、荷主だろうかが荷物を積みにやってきて
後ろを女の子が楽しそうに小走りでついてきた
乗車後車内に件の女の子を見かけた記憶がないので
荷物を運んできた男性と女の子は親子だったのか?
小さな軌道上のバスはきっと地元っ子の人気者だったに違いない
1981年3月 野辺地
それは南部縦貫鉄道
初めて訪れたのは1981年春だったが
沿線の人、物を運ぶ輸送路線としてしっかり活躍していた
当時の国鉄野辺地駅の片隅にささやかなホームがあって
まさにバスそのもののキハが乗客を待っていた
回る、回る。
カランコロン、カランコロンと
静かな雪原に、唯、ロッドの回る音だけを響かせて・・・
2018年1月 津軽飯詰