庫のある風景

鉄道の趣味で車両のほかに好きなものがあります。
今でもいくつかは残っているレンガ積みの庫で何とも言えない情緒を感じます。
つい最近、糸魚川の構内にあるレンガ庫が北陸新幹線の工事により解体されるという
ニュースが聞こえてきてとても残念です。
庫のあちらこちらに残っている煤がかつて蒸機のねぐらだった証だったりと時代の語り部然と
佇んでいる、そんな鉄道風景がとても好きです。
鉄道記念物として糸魚川の庫も移設できないのでしょうか？でなければ新幹線建造物の
一部にモニュメントとして活用して欲しいものです。
写真は、出雲市駅構内のレンガ庫です。すでに電化工事が進んでいた1981年の撮影です。
キハ58系やＤＥ15、14系出雲が庫のまわりで暫し休んでいます。

撮影；1981年9月　山陰本線出雲市　NikonEL2 Nikkor135㎜ ｆ3.5 ER