思い出の山陰本線 小田～田儀のSカーブ

言わずと知れたお立ち台が大田市界隈から益田に向かって散在する山陰西線。
もっと攻めてみたかったが、後に餘部の魔力に取りつかれてそして東京在住になって足が遠のいった。



大学に入った年の秋、鉄研の同期のM君と贅沢にも出雲を全区間完乗して撮影に。
そういう意味ではR大は学祭の代わりに秋休みがあって旅行にうってつけだった。

写真は、小田～田儀のSカーブでであったDD51の若番44号機。
当時24、43、44それに50番代が存在した。


この区間も30数年経つ今もさして変わらない風景があった。


1981年秋 山陰本線 小田～田儀

思い出辿り旅 十一 憧れの日本海を求めて

山陰本線への憧れは即ち海（日本海）への憧れであった。
効率を考えて、いつもは夜行さんべや山越えで夜行ちどりで入り出雲市から西の海を中心に攻めていた。
そのうちの一コマで、さんべを出雲市で乗り捨てて下り一番列車で戻り辿りついた久手の海岸線。



早速、ローソク岩の前で限りあるレンズラインアップからアングル探しをしていたら不意に貨物がやってきて・・・。
慌てて撮った割には面白いアングルになったと、自己満足する。



その海は32年経っても変わらずに私を待っていてくれた。



2014年 皐月　山陰本線 波根～久手（二枚とも)