煙に塗れる旅4 下大牧集落を登る

9425ㇾを撮った後は早々と9430ㇾに備えて場所移動。
予てよりマークしていた集落俯瞰ポイントである場所へ。
と、やはり同様の思考をする人は多くぎりぎり何とか二人分のスペースを確保。
先行する上りキハもテストシュートを押さえ、昼食休憩も兼ねる。



翌日に向けてゆっくりと下り坂傾向の天気は次第に雲を増やし、本番列車時は生憎の翳りと。
しかしながら、敵をも味方につけるとはこのことで林の影が弱まったことを良いことに連写攻撃！
Sカーブ奥より飛び出す前から濛々と黒煙が樹々の上に昇る勢い。
列車は喘ぎながらゆっくり下大牧集落へと登ってくる。
世紀を悠々跨ぐ古民家には再来の蒸機のシーンであろう。
（勾配ポイントにつき、沿線ギャラリー多数でデジタル処理済み）

2016年5月29日 只見線 会津水沼～早戸 C11325+旧客 9430ㇾ