関東の地方交通の中でも、その沿線風景に魅せられもっとも通った鹿島鉄道。
名称は、関東鉄道鉾田線の方がしっくりくる電関人にとってそのカラリングもオレンジにクリームのツートンだったが、
晩年はすっかりカラーも塗り替えられて。
この日は、二枚窓の湘南フェイスもキハ07改造の601形も庫でひっそりと休む。
宵闇に包まれ、静まり返った庫が印象的だった。
2006年5月5日 鹿島鉄道 石岡機関区
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遠方は筑波山でしょうか、空のトーンも残っていて街の灯りも綺麗です。
でも、何と言ってもゴハチ顔のキハの存在感が良いですね。
1990年代に2回ほど訪れていますが、
晩年はなぜかその機会を逸してしまいました。
石岡は機関区の名称が残ったのですね、
ジオラマのようで良い雰囲気です♪
今はすっかり更地になって跡形もないとか。
油染みた鉄道の匂いに溢れた場所でした。
そういえばこのアングルで見た事は無かったような気がします。
電関人の年からして、もっと渋い地方交通線に生息した
オールドタイマーには出会えませんでしたが、鹿島は比較的
その系統のクルマが多く在籍してその来歴も北海道の炭鉱鉄道など
興味をそそる存在でした。
風太郎さんは撮っていますが、この機関庫(?)内の
スナップを撮れなかったのがちょっと心残りです。
実は、この陸橋結構車の通行量が多く絶えず振動しており、
なかなか容易にバルブをさせてもらえません。10カットほど撮って、
2コマほどがセーフでした。
夜まで粘るべきだったのかと反省しきりです。
懐浪漫人さんと真岡などいろいろ回ったあと最後にここで
バルブをしました。
ちょうどいい具合に各車両が止められていて、今でもお気に入りの
1枚になっております。
この日は、桃浦でも初めて夕日のカットが撮れて収穫が多い一日でした。