数年前の年末、煤除け撮影と称して年末の三ノ輪橋に出かけた。
下町風情が其処彼処に残る三ノ輪橋界隈で気ままにシャターを切る。
年の瀬は慌ただしい。
買い物の家族もいつもと違って足早だ。
足早な母親と何処か能天気な子供の笑顔。
電停から延びるアーケードは買出し客でごった返す。
一方、電停に戻ると・・・
可憐に咲いたバラの花がじっと電車の発着を見守る。
慌ただしさの中にもゆっくり時間が流れる下町。
線路脇の神さまも正月を待って師走の陽光にのんびり。
路地裏を覗くと・・・
変わらぬ風景の中、正月飾りのように南天の赤い実だけが
年の瀬を感じさせてくれる。
師走の動と静が入り交じる三ノ輪橋が面白い。
2011年師走
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年の瀬の慌ただしさも過去のものになりつつあるようです。
お年玉の皮算用に留まらず、新年を迎える高揚感のようなものがあって、むしろ正月より好きな位ですが。
三ノ輪橋、レトロな商店街には昔ながらの賑わいが見られるようですね。
乾いた空気感と共に活気ある町の息遣いが聞こえて来るようです。
本当は大掃除をさぼって出陣したい位ですね、三ノ輪橋。
デジタル化だけが要因ではないのでしょうけど、なんとも
季節感が乏しい世の中になってきましたね。
そんな中で、昭和の風景探しのカメラ散歩は楽しいものです。
この年の瀬も「煤除け」狙ったのですがうまくいかず・・・。
新年の風景探しにでも出ようかと。
師走の風景を一緒に写すには、都電は絶好の被写体ですね。
来年もまた、素晴らしい写真の数々を楽しみにしております。それでは、よいお年をお迎え下さいませ。
都電は人々の生活との距離が近くて、まだそんな風情が
なんとなく見れる鉄道ですね。
とはいうものの新型電車も投入されて新陳代謝も旺盛なので
来年は頻度を上げて撮影散歩に出かけたいと思います。
鉄博詣でだったのでしょうか!?
都電は、のんびりとした時空で単コロ電車を追えるその
リズム感が何とも好きです。
貴重になった専用線の一つである大牟田貨物の近況を
はじめ様々な角度からの情報発信を来年も楽しみに
しております。
それではよい年をお迎えください。