この輸送が終わったのは、前回の改正の時だった。
鹿島サッカースタジアム(神栖)と塩浜(三菱化学四日市事業所)を結んでいたエチレン輸送。
つい2日ほど前にこのエチレンコキの受け渡しを行っていた塩浜貨物線ヤードの線路が撤去されたようだ。
そんなことを強烈に思い出させるように起きた昨晩の地震。その発駅だった神栖付近は震度5強。
そしてその次にあたる今改正まであと2日。
ついに想い出の中だけの風景になってしまった、四日市塩浜貨物線の三菱化学受渡ヤード。
まさに、DD511801号機と857号機の重連にエスコートされてエチレン列車が三菱化学四日市事業所に到着。
前もって受渡ヤードに出迎えに来ていた工場のDB251によって、すぐに工場内へと取り込まれていく。
ここにはもう1両のスイッチャーが居てそれがお目当てのロッド付きだが、この日は残念ながら出番ではなかった。
こんな作業風景は一年ほど前に終わっていたのだが、役目を終えた線路はさらに1年ほども風雪に耐え残っていたのだった。
この国の産業を底辺で支えてきた鉄道貨物輸送の生き証人がまた一つ消えてなくなった。
二枚とも2002年11月撮影 四日市塩浜貨物線にて
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2022年前後に数回いったのみで、南四日市の
銀タキが動いている写真が撮れなかったのが
一番の心残りです。
凸DDとスイッチャー、記録しておきたかった…。
私の場倍は、やはり山陽本線です。
柳井というか、因島というか・・・。
プラントの照明に浮かび上がるメタリック感が。
何とも言えず萌え萌えでした(巨爆)。
急行紀伊の車窓からみた夜明け前のコンビナートの風景が今でも目に焼き付いています。
当時は工場萌えなんて言葉もありませんでしたが、あの夜景を見ると工場萌えの心境が分かります。(笑)