本番前の上り列車が通過。
しかし、それは露出チェック列車ではなく
こちらも歴とした本番なのである。
冬の日本海側気候は、猫の目天気で奥の山肌は日差しがある。
寂しく刻まれる短尺レールのジョイント音が冷たい空気に響く。
2017年初冬 山口線 宮野~仁保
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でも、うねるレールにタラコの単行がいいですね。
しかも赤いテールライト…。哀愁を感じます。
いつか行ってみたいと思っている山口線。
日本には、まだまだいいところが残っていますね。
長門峡発車と篠目発車以外は津和野の構内を含めて、
すべて300㎜単玉で挑みました。
寧ろ重さでホールドが良く、70-200㎜ズームより手持ちが楽でした。
山口線、なかなか遠い場所かもしれませんが、山陰本線とセットで、
行かれてみたらいかがですか!?
ただ余計な事を言わせてもらえば。
表情の無い空が多くの面積を占めているのが勿体ない気がします。
写真そのものは生かすとして、空を全部カットして3:2の比率はそのままにヨコ位置にトリミングしたらどうかと。
キハやススキの存在感がグッと前に出るし、背景の霞んだ紅葉と相まってより奥行きと密度の濃い空気感が出ると思うけどなあ。
やはりそう思われますか!?
ここは、晴れると半逆光の難しい光線で柔らかな空のトーンが
出づらいのと、300㎜カノン砲手持ちでシビアなアングルが作りづらいのに、
横アングルだとやや平坦な写真になり、面白みに欠けるという様々な条件下で、凛としたヨンマル単行にしたく、
縦アングルを選び結果空のこの面積になったわけです。