今改正で経路が変わってしまった貨物の一つが通称安中貨物。
貨車が新製されてからは高速化とともに武蔵野回りがずっと噂されていたが、ついに現実化。
幸いだったのは下りは変わらず撮影時間帯なので、時期によってはヒガウラ辺りで狙えそうなこと。
その安中貨物、今ではEH500が受け持つがその前は田端の急客機が指定でEF81そしてEF510500番代が受け持った。
しかも、我が地元で撮れる急客機指定の車扱い貨物で電関人の好被写体だった。
田端のEF81やEF510500番代受持ち時代には、カシ罐や銀罐が入る情報があると必ず線路端へ出撃したものだった。
2012年6月13日 東北貨物線 EF510510 5781レ
今回の改正でも貨物の運転状況が随分と変わった。
そしてあれから1年。
身近に存在していた北王子貨物の廃止からそれだけの月日が経った。
石巻線はようやく女川まで開通したけれど・・・。
日常にありふれた風景は、改正の都度また一つと失われてゆく。
2014年3月 北王子貨物 DE101576
休載中だった九州赤べこシリーズ再開。
奇しくもその通し番号が75からで・・・
JR本線上から二軸貨車が消えてから久しいがやっぱり貨物といえば電関人世代では2軸貨車。
そんな2軸貨車を連ねて上り解結貨物がやってきた。
英国紳士気取りでイルフォードのフィルムを使ってみたらいつもよりナナゴーが凛々しく見えた。
裾が丸く曲げられたスカートがチャームポイントの300番代(311号機以外)
1977年 鹿児島本線 水城~白木原 解結貨物(列番不明)ED75307
なぜか昨日は電関人の頭の中で、あの長嶋茂雄さんの引退の際の有名なセリフがぐるぐる回っていた。
我が愛しのブルートレインは永遠に・・・とはいかずちょっとセンチな週末を過ごす。
実は電関人は先週日曜日に早々と2レとの別れを済ませたが、そのアングルは例の8181のものと同じなので
惜別カットは、銀罐だった7日の2レで。
この日はやや弱気のSSでやったけど一番止まったのは串刺しだったのでこちらで(汗)
前運用の下り1レの際の汚れだろうか幾筋もの雨垂れのがロングランの哀愁を誘う。
さらに客車も流してみた。
もうすぐ終着する旅を噛み締めるように、それぞれの窓に思い出を乗せて・・・。
第一列車・第二列車 北斗星、たくさんの感動をありがとう。
2015年3月7日 東北本線 蓮田~東大宮 2レ北斗星
最長距離寝台特急が最後の走りを終えた。
電関人が最初にトワイライトに出会ったのが2007年のGW。
大糸線のキハ52撮影から少し足を延ばし、姫川橋梁でお出迎えした。
オンボロデジイチで画素数も少なくしかもレリーズタイミングがやや早いボロボロカットだが、
暮色に染まるトワイライトはとてもカッコ良かった!
この列車が無くなるのと同時に一本で繋がっていた日本海縦貫線が分断されることに一抹の寂しさを覚える。
2007年4月30日 北陸本線 青海~糸魚川 EF81103 8001レ トワイライトエクスプレス(再掲)