狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

別れの梅

2016年03月09日 09時02分10秒 | 徒然鉄ネタ

刻々と迫る16年改正。
その動向が取沙汰される原色ロクヨンセン。
新製落成直後、上越国境で力強く補機運用にあたる雄姿に始まり、
高機集中配置で平坦路線も含め汎用仕業時代を迎え、
そして愛機集中配置とその一部始終を見てきた思い出深き形式。



梅が咲くころといえば、卒業式のシーズン。
ちょうどやってきた原色のロクヨンセンと梅を絡めて・・・
来年の今頃には見られないであろうハートブレイクなワンショット。

2016年2月27日 EF641019号機 単8175 東北本線 東大宮~蓮田

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤い瓦に魅せられて・・・

2016年03月07日 08時58分40秒 | 徒然鉄ネタ

特に山陰本線大田市以西に分布する赤い甍の波、石州瓦。
その街並みがとても美しい波根地区。
今回は既掲出も含めて再度スキャン。



夜行さんべで出雲市へ出て折返しの鈍行を乗り継ぎ波根駅に降り立つ。
早速線路脇の丘の上から見下ろすポイントを見つけて撮影開始。
50系鈍行列車は標準レンズで大きく街並みを入れて・・・。



この日のメインディッシュ下り出雲は300㎜で大胆に切り抜き。
青い車体を見せたいものの右からの朝日でちょっと微妙。



列車が来ない間は、出雲のリベンジとばかりに真っ青な海と赤い甍のコントラストを楽しむ。
特別なトワイライト運転の時にこの辺に出かけてみたかったなぁ。

1982年夏

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

汽笛一声

2016年03月06日 09時38分50秒 | 私鉄・地方交通 関東

或る晩秋の秩父鉄道にて。

下り込みの5002レは煙が期待できないので、
河原の水溜りで水鏡遊び。



ボーッと汽笛のスチームが
谷に響くその音を演出してくれた。

2014年11月末 秩父鉄道 親鼻~上長瀞

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロクロク街道 東海道本線

2016年03月05日 10時45分02秒 | 国鉄・JR 関東

機関車、特に国鉄機にはそれぞれに合う線区があると思う。
昭和のど真ん中世代の電関人としてはロクロクという機関車はやっぱり海が見える平坦幹線が一番似合うし、
その財源も長大に組成されたコキが一番だと思っている。
少し前の記録になるがそんな姿を東海道本線に求めた記録を。
この日は一日の撮影可能時間帯が長い時期にということで5月末の薄暮の時間から撮影開始。



海がオレンジに染まる頃113号機の5056レが上ってくる。



間髪入れずにタンクコキが混ざる58レが118号機でやってくる。



そして陽が昇って海が光りだす頃、場所を少し変えて66レをサイド気味に(機番不明)



次は下りの1067レだが空コキがゾロゾロ。(機番不明)
ここで朝の海バックを切り上げて場所移動。



電関人初めてのSカーブで遅5060レの127号機。



さらに5052レは丸目の102号機。
こんどは下りアングルへ移動して、



時間の関係で前から捉えられなかったが116号機の5092レは海コンとタンクコキの新鮮な組み合わせ。



季節を感じさせる色づき始めた枇杷を絡めて120号機の5093レ。



最後は綺麗にコンテナが載った2089レの104号機。

この日は一般番代のロクロクの姿はなかったけれども、
JRF色を纏った100番代はその爽やかなカラーリングが海バックにも映えて好きである。
今回の改正でどれだけの運用の建て替えが行われるかだが、静岡の茶畑や霊峰富士を絡めて
またロクロク街道に出かけたいものである。

2014年5月31日 東海道本線 早川~根府川

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

追想 上越に舞うはくたか

2016年03月03日 10時19分58秒 | 国鉄・JR 甲信越

上越線越後湯沢を発着する在来優等列車が無くなってやがて一年。

雪の走行シーンが優雅だった681系はくたかを数枚。



雪深い沿線には、このスノラビがよく似合っていた。(1013M)



後追いで1013Mをもう一枚。
逆光の中で金色に雪が舞い上がる。



雪晴れの柔らかな陽光の中1014M接近。



冬の低い太陽が山向こうへ隠れる頃1015Mが雪煙を上げて通過。



そしてラストは折返していくスノラビの1016M。

日本海側は前夜からの大雪による影響で上越線はこの日終日運転を見合わせ、
北越急行線だけが黙々と運転を続ける。
優雅なはくたかの舞と暫し戯れた独壇場。
寒波が去ったあと、
夕日に染まる八海山が美しかったのが強く印象に残る。



2009年12月 上越線 石打~大沢

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする