昼前から天気は徐々に回復。
こうなると青空期待でついつい定番アングルへ。
けれども心地よい青空とまでは行かないので、レンズをいつもより下向きに構え・・・
時折吹き抜ける爽やかな風にそよぐ稲穂、早いものでは黄色味を帯びて垂れ始めてきている。
朝からカメラに収まる臨タキも盆前の送り込み増もあって活転並みの長さ。
盛夏の暑さの中にも確実な季節の歩みを感じるのであった。
2016年8月11日 8685レ
現像コンディションが悪い古ネガを何度もスキャンし直してのアップ。
よりによってこんなにトーンがナーバスなカットに現像ムラという致命傷。
何とか救命して・・・
初めての津鉄だった。
十和田で青森についてちょっと駅撮りをしたのち、奥羽線の上り列車に乗り川辺乗り継ぎで五能線へ。
春間近の津軽は雪模様。
五所川原でもちょっと撮影の後、ミキスト列車の電車改造の客車で金木へ。
五農高辺りから風が強まった。
金木駅に降り立つころには地元の人でもためらうほどの地吹雪となる。
でも折角来たのだからと有名な築堤へ向かう。
風で前進できないという経験を初めてした。
顔に当たる雪が痛い。
風は強弱を繰り返しつつ、降る雪はさほどではないが煙のように舞い上がると、
まさにホワイトアウトしそうな状況。
そんな中をライトも点けずに単行のディーゼルが接近。
1981年春 金木
佐倉さんはじめヒガハスの常連さん情報から今年の蓮花は遅咲きと・・・。
ならばと今年から新設の山の日皮切りに社会人人生初の夏休みに突入した電関人はいそいそと蓮花朝練。
お誂え向きの(?)曇天に到着後すぐから蓮花ポイントへ。
4072レよりスタート。
お盆前なのだからか海コンは疎ら積みで、例の看板を隠すのに四苦八苦(苦笑)
今年の蓮花アングルはまずまずの出来栄えになったので、アングル違いであと数回アップネタかと・・・。
2016年8月11日
今年ももう点いたであろうか、東京よさこいの提灯は?
電関人がそれを知ったのが3年前。
お祭り自体は2か月後だが、本家のよさこいの期日に合わせてであろうか早々と点灯され
大塚駅前は一挙にお祭りモード。
町行く人々もなんとなく高揚感漲る。
しかし、ロータリーの電車と提灯の距離が微妙で。
いつもより濃い茜色に染まる大塚駅前。
2013年8月10日 大塚駅前
1976年。
すでに前年新幹線は博多まで乗り入れおり、連絡特急として長駆大畑越えで宮崎を目指すおおよどの出発前。
乗務員の二人は、乗務前のひと時を新聞を読んだり煙草を燻らせたり談笑しながら過ごす。
国鉄時代の、おおらかなおおらかなひと時。
終着の宮崎はまだまだ人気の観光地だったこの時代、同列車の乗車率は高く、
バカンスルックや大きな手荷物を持った乗客らが次々乗り込む。
さぁ、今日も一丁頑張るとするかと合言葉を交わしているか否かは定かではないが、
彼らの仕草から、職人気質を感じた。
1976年7月 博多駅8番線にて 5011Dおおよど