往路はどちらかと言えば正面勝ちに狙ったので、返しはやや横へ振って。
そして、往きに3発撮れたのでやや遊びカットを。
この場所へクルマを止めた瞬間からモチーフは唯一つ、たわわに実を付ける柿木。
お誂え向きに白煙を棚引かせてくれたので・・・
冬の宿題である柿の木を期せずして山口線でクリア。
8522は山の隘路へと分け入る。
八五二二レ 津和野~船平山
2週間前、久々の我が郷里へ。
最も気になったのはマイホームタウンステーションの事である。
電関人青春期に利用した橋上の春日原第三代目駅は間もなく姿を消そうとしている。
昔のベース通りのこの道。
「旧ベース通り」などと言うと今の地元人に笑われるが、
電関人にとってはベース通りなのである。
それを横切る踏切を3000形になった二代目旅人による早朝の各停運用。
この踏切ももうすぐ過去形になる。
初めて実車を目にする最新鋭9000形急行が春日原駅に到着。
当初の予定より竣工はやや遅れで井尻~下大利連続立体工事は進む。
形式が未確認だがおそらく5000形と6000形のすれ違い。
5000形間もなく見納めのこの景色は、懐かしの電関人青春期の景色に近い。
どうもステンレス車よりこちの方が落ち着く西鉄オールドファンである。
2017年12月 西鉄春日原
正直、ベロベロである。
でも敢えて本日アップする!
3連チャン目の晩に旧交を温めた本日の飲み会。
「旧交を温める」ことは引き継ぐこと。
やめた瞬間に縁の切れ目の輩はわんさか居るし、二度と会いたくない奴も山程居る。
自然に、そして必然にできた仲間、元部下上司・・・。
そんなぁことはどうでもいい。
「熟練」って言葉は大好きさ。
受け継がれるもの受け継ぐもの、最近の世の中自分だけが・・・ってことが横行しているのではなかろうか
どうせ喧し爺の説教かもしれないが、
今に見ていろ!そのうちに「熟練」が無くなってどうにもならない世の中になっちまう。
そうさ、どうせ酔っぱらいの世迷いごとさ。
か細いお前に託せられるのか?
大丈夫なのか?
しっかりやれよと先輩が檄を飛ばす。
津和野での出来事。
酔っぱらっちまった夜の戯言も。
2017年年末
本番前の上り列車が通過。
しかし、それは露出チェック列車ではなく
こちらも歴とした本番なのである。
冬の日本海側気候は、猫の目天気で奥の山肌は日差しがある。
寂しく刻まれる短尺レールのジョイント音が冷たい空気に響く。
2017年初冬 山口線 宮野~仁保
本日は予定を変更して、長野からはるばる親愛の大先輩がこちらへ来られており、
電関人の地元で夕餉の宴となり、様々貴重なお話を拝聴できた。
その先輩の本日最後の撮影場所にコラボしてヒガハスをアップすることに。
まだカシギラリの喧騒が起こる前、
のんびりと日の入り前後に晩秋のヒガハスを味わう。
野焼きで煙る屋敷森に差し掛かる3071の
使い込まれたシンヤマオトコの躯体が一瞬紅く光った!
後にも先にもドンピシャのご褒美はこの日だけ。
2013年晩秋 3071 EF641013