自然を相手にする鉄道写真。
故に、すべて条件が揃って3拍子というのはなかなか出会えない。
被写体は違えども、
一瞬の日差しに夢中でシャッターを切る至福の瞬間。
2013年 秋
博多から九州デデゴイ、関門はステンレス電機にエスコートされる夜行急行さんべは、
下関からは、米子のロートル500番代機の登板。
運転所からの連絡線を登って来て、駅構内信号待ち。
これから山陰の暗夜行路に出る仕業に
SGのボイラーを炊いて準備万端。
1978年正月 下関
夕闇迫る頃
遠めの街明かりと秋の虫の声だけの高原に一筋迫りくる光跡。
秋風が如く
颯爽と2000系特急が
高原を駆けあがる。
2010年秋 長野電鉄
電関人がOM-1を入手してまだ日が浅い頃のテストの一枚のよう。
恥ずかしいド日の丸な写真で、現在の鹿児島本線春日駅駅端辺りから出島・弓張号をシュート。
長崎・佐世保と博多、小倉を結んでいた気動車急行いなさ・弓張は改正で出島・弓張に名称変更。
画面向かって右にはコンクリート塀を挟んで、旧進駐軍のベースがあり、
左には懐かしい板塀の日本家屋。実際にはこの日本家屋周辺には進駐軍の家族が住んだ「ハウス」と称する
戸建て住宅が犇めいていた。
何とも昭和な地元の景色。
1975もしくは1976年 鹿児島本線 白木原~南福岡
この木の色付くのを見たくて、
晩秋の小湊鐡道へ。
きっと、開業来列車の往来を見守ってきたのだろう。
2015年晩秋 上総久保 Df
※所用で留守にしますので、明日のアップなどお休みになります。