http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151204-00000510-san-soci産経新聞 12月4日(金)
JR西日本が、事故に至るケースを含む運転士らの人為的なミス(ヒューマンエラー)について、懲戒処分の対象から外す方針を固め、近く導入に踏み切ることが3日、関係者への取材で分かった。乗客106人が死亡した平成17年のJR福知山線脱線事故を踏まえた措置で、鉄道業界では初の試みだという。ミス隠蔽(いんぺい)防止のほか、正確なミス原因を報告しやすい環境を整えることで、根本的な安全対策につなげる狙いがある。
■脱線事故の遠因…「日勤教育」
福知山線脱線事故では、事故を起こした運転士が直前に停車駅でオーバーランし、車掌にミスを軽減して指令所に報告するように促していた。
この隠蔽の背景には、ミスをした社員に課す「日勤教育」と呼ばれる懲罰的な社員教育があったとされている。事故後、JR西では事故に至らないオーバーランなどの大半のミスは、すでに懲戒対象から外した。
ただ、依然として、責任を問う風潮が残っているとする声も根強く、JR西は事故に至るミスも含め、ヒューマンエラーの非懲戒に踏み切り、体質改善を図る。
今後、社員に対し、ミスをありのままに報告することを促し、的確な再発防止策につなげていく考えだ。
具体例としては、運転士が標識を勘違いし架線に異常過熱が起きる恐れのある区間に停車させたことに端を発し、15万人に影響が出た先月16日のJR東海道線架線切断事故などのケースが非懲戒対象になるとみられる。
■もちろん、「飲酒×」「無断解除×」
ただ、すべてのミスを懲戒対象から外すと、職場の規律の緩みや、安全順守の姿勢が崩れる懸念もあり、勤務中の飲酒や非常ブレーキの無断解除といった悪質性の高い故意の違反については引き続き懲戒処分の対象にする。JR西は、悪質性の高いミスと、非懲戒にする対象事例を分ける基準づくりを進めている。
ヒューマンエラーの非懲戒をめぐっては、航空業界で広がりを見せる。またJR西と脱線事故の被害者、有識者を交えた「安全フォローアップ会議」も昨年4月に公表した報告書の中でヒューマンエラーの非懲戒の必要性を訴えていた。
感想;
当時、事故報じていた新聞から自分なりに原因を上げました。
JR西日本福知山脱線事故(2005年4月)
・遅れを許さないダイヤ構成
・すさまじいリストラ
・自動列車停止装置(ATS)の設置の遅れ
安全より効率重視
・運転士の日勤教育体験
草取り、毎日反省文作成 ←運転手に過剰なストレス
・運転士の人材不足
10年必要なところ4年で運転士に
・阪急電車との競合で線路を急カーブにしていた。
・運転手は過去にも日勤教育体験していて、
再度受けたくない。
再度受けると運転手不適格とされる不安。
・手前の駅で時間超過を解消したい気持ちが。
ATS投資していれば防げたが、運転手に過酷な対応していなければ起きなかったと思いました。
“数分遅れる/停車位置が少しずれる”を厳しくし過ぎて大惨事が起きたことになります。
ようやく、JR西日本も問題の本質に対して対処されたように思いました。
ヒューマンエラーには優しく、違反には厳しくすることなのだと思います。
違反とは知っていて守らない、破ることです。
JR西日本が、事故に至るケースを含む運転士らの人為的なミス(ヒューマンエラー)について、懲戒処分の対象から外す方針を固め、近く導入に踏み切ることが3日、関係者への取材で分かった。乗客106人が死亡した平成17年のJR福知山線脱線事故を踏まえた措置で、鉄道業界では初の試みだという。ミス隠蔽(いんぺい)防止のほか、正確なミス原因を報告しやすい環境を整えることで、根本的な安全対策につなげる狙いがある。
■脱線事故の遠因…「日勤教育」
福知山線脱線事故では、事故を起こした運転士が直前に停車駅でオーバーランし、車掌にミスを軽減して指令所に報告するように促していた。
この隠蔽の背景には、ミスをした社員に課す「日勤教育」と呼ばれる懲罰的な社員教育があったとされている。事故後、JR西では事故に至らないオーバーランなどの大半のミスは、すでに懲戒対象から外した。
ただ、依然として、責任を問う風潮が残っているとする声も根強く、JR西は事故に至るミスも含め、ヒューマンエラーの非懲戒に踏み切り、体質改善を図る。
今後、社員に対し、ミスをありのままに報告することを促し、的確な再発防止策につなげていく考えだ。
具体例としては、運転士が標識を勘違いし架線に異常過熱が起きる恐れのある区間に停車させたことに端を発し、15万人に影響が出た先月16日のJR東海道線架線切断事故などのケースが非懲戒対象になるとみられる。
■もちろん、「飲酒×」「無断解除×」
ただ、すべてのミスを懲戒対象から外すと、職場の規律の緩みや、安全順守の姿勢が崩れる懸念もあり、勤務中の飲酒や非常ブレーキの無断解除といった悪質性の高い故意の違反については引き続き懲戒処分の対象にする。JR西は、悪質性の高いミスと、非懲戒にする対象事例を分ける基準づくりを進めている。
ヒューマンエラーの非懲戒をめぐっては、航空業界で広がりを見せる。またJR西と脱線事故の被害者、有識者を交えた「安全フォローアップ会議」も昨年4月に公表した報告書の中でヒューマンエラーの非懲戒の必要性を訴えていた。
感想;
当時、事故報じていた新聞から自分なりに原因を上げました。
JR西日本福知山脱線事故(2005年4月)
・遅れを許さないダイヤ構成
・すさまじいリストラ
・自動列車停止装置(ATS)の設置の遅れ
安全より効率重視
・運転士の日勤教育体験
草取り、毎日反省文作成 ←運転手に過剰なストレス
・運転士の人材不足
10年必要なところ4年で運転士に
・阪急電車との競合で線路を急カーブにしていた。
・運転手は過去にも日勤教育体験していて、
再度受けたくない。
再度受けると運転手不適格とされる不安。
・手前の駅で時間超過を解消したい気持ちが。
ATS投資していれば防げたが、運転手に過酷な対応していなければ起きなかったと思いました。
“数分遅れる/停車位置が少しずれる”を厳しくし過ぎて大惨事が起きたことになります。
ようやく、JR西日本も問題の本質に対して対処されたように思いました。
ヒューマンエラーには優しく、違反には厳しくすることなのだと思います。
違反とは知っていて守らない、破ることです。