幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「マインドフル・ワーク」 ディウィッド・ケレス著 ”完全に現在に存在すること”

2015-12-08 15:17:02 | 本の紹介
完全に現在に存在すること
過去の思いに囚われたり、未来を夢見たりすることなく、このとき、この場所に存在すること。

マインドフルネスとは、優しさ、好奇心、そして受容の心を具現化した状態のこと。
マインドフルになるとは、自分の身体の感覚を感じ取ること。たとえそれが不快なものであっても、それに執着したり、消え去るよう望んだりしないこと。
マインドフルネスとは、自分の思考を、それが唯一の真実であるとは考えずに観察すること。
マインドフルネスとは、自分の感情に注意を向け、その瞬間に感じていることを、たとえそれはあまり心地良いものでなくても、受け入れてやること。
マインドフルネスとは、人々や自分を取り囲む状況に対して、もっと繊細に、思いやりを持って接すること。そして熱心に取り組めば、それは私たちの健康や人間関係を変え、自分が世の中に与える影響までをも変えてしまう。

瞑想のやり方/マインドフルネスの方法;
1)自分にとって楽な姿勢を見つける。まっすぐな姿勢で背筋を伸ばして座るのが理想的だ。
2)目を閉じて、深い呼吸を数回し、姿勢を安定させる。身体の重さを感じてみよう。顎や首、肩、腕、そして膝の力を抜きリラックスさせる
3)頭からつま先まで、自分の身体の感覚に注意を向けてみる。しばらくの間こうした感覚に気づいてみよう。
4)呼吸に集中しながら心が落ち着いてきたら、呼吸というものがいかに複雑な行為かということに気づいてみよう。
5)唇と花の間の一か所、鼻の上の部分を選んで、そのわずかな部分がどのように感じられるかに注意を向ける。
6)何回か呼吸したら、あるいは一呼吸だけでも、あなたの注意力はさまよい始める。身体の他の感覚に気づいたりする。あるいは雑念に囚われ、過去や未来について夢想したり、自分や他者に対して判断を下し始めるかもしれない。
7)自分が考えていることや、自分の気を散らしているものに気づこう。それを認識し、手放し、穏やかに呼吸に注意を戻してみよう。吸い込む息、吐く息に集中しよう。
8)数回呼吸すると心は避けようもなく再びさまよい始める。その場合、再び同じことを繰り返す。気散らしている原因に気づき、何度も何度も、注意力へおコントロールを回復する。これがマインドフルネスの自室の鍵であり、やがて莫大な見返りがもたらされる。

感想;
仏教的な思考(過去も未来もない、あるのは今だけ)と座禅での瞑想により、動じないしっかりとした精神面を持つための方法のようです。
自分の心なのになかなかコントロールが難しいです。
頭でわかっても感情が思うようにいかないものです。
過去を悔やみ、未来を心配しがちです。
いかに、今を充実させて、今何をするか。
それができれば、周りや自分にやさしく、やりたいことを具現化していくのでしょう。