幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か」エリヤフ・ゴールドラット著 ”制約条件の理論”

2019-02-01 08:31:28 | 本の紹介
・小説を通じて、マニュファクチャリング(製造)とは何なのか、私の手法を伝えようと思ったのだ。

・TOC(Theory of Constraints=制約条件の理論)
 継続的改善プロセス注)

・一番弱い箇所を見つけることだ。ボトルネックを探すことだよ。 
 ステップ1 ボトルネックを見つける
     2 ボトルネックをどう活用するか決める
     3 他のすべてをステップ2の決定に従わせる
     4 ボトルネックの能力を高める
     5 ステップ4でボトルネックが解消したら、ステップ1に戻る

・最初は、あまりデータの収集はしない。反対にまず何か現象、つまり自然界の事実をランダムに取り上げる、そしてそれに関する仮説を立てるんだ。立てた仮説から結果を論理的に導き出す。

・三つの簡単な質問に答える
 1)「何を変える」
 2)「何に変える」
 3)「どうやって変える」

・どんなに複雑な環境下にあっても問題の核心を的確に把握し、ありとあらゆる問題を解決する方法を構築できる。一番重要なことだが、そうした変革を周りから反対されることなく、逆に熱意をもって受け入れられ、スムーズに実行する。そんな能力を身につけることができたら、すごいと思わないかね。

・思考プロセス
1)誤ったポリシー、つまり制約条件をすばやく見つけ出す。
2)副産物として破壊的な問題を引き起こすことのない新しいポリシーを策定する。
3)社内から抵抗があっても、これに屈しない導入計画を構築する。

注)
https://toc-consulting.jp/toc/about-toc
TOC(制約理論)

TOC(Theory of Constraints:「制約理論」)は、『どんなに複雑なシステムでも、常に、ごく少数の要素に支配されている』という仮定から出発した包括的な経営哲学です。ここでいうシステムは、会社や部門、行政、病院、学校といった組織を指します。そして、「ごく少数の要素」は、システムの制約または制約条件と呼ばれ、TOCの名前の由来になっています。
TOCはこの仮定に基づいて、『組織のパフォーマンスは、制約にフォーカスして問題解決に取り組めば、最も小さな変更と努力で短期間に最大限改善する』と主張します。これは制約以外を改善しても、組織として達成可能なパフォーマンスは高まらないということです。TOCでしばしば、制約を「レバレッジポイント」と肯定的に呼ぶのはそういうことからです。
この考え方に従って、TOCは制約にフォーカスして組織を改善し続けるためのフレームワークを提供します。また、代表的な事業環境(プロジェクト、生産、サプライチェーンなど)には、それぞれの制約条件に合わせた汎用的で実務的なソリューション(アプリケーション)があります。それらは、TOCが始まって以来、多くのコンサルタントによって世界の企業や組織で実際にインプリメントされ有効性が実証されており、極めて信頼性の高いソリューションです。
ですから、TOCの標準的なソリューションの想定とは異なる環境下でも、標準のソリューションを組み合わせてカスタマイズすることで、最適なソリューションの構築が可能になります。

TOCの視点
組織をシステムとして捉える
制約を特定しそれ以外と区別する
コストワールドとスループットワールド
5段階集中プロセス
思考プロセス

感想
何が律速になっているかを見つけそれを改善していく手法のようです。
生産ラインでもどこで滞留しているのか。
仕事もどこで滞っているのか。

こういう視点を知ることにより、様々な視点から物事を眺めることができるようになるのかもしれません。