阿川佐和子さん「サワコの朝 六角精児さん」 ”漂々と生きる”

1962年生まれ。相棒の鑑識訳役。
バンド活動から鉄道の番組。
４度の結婚。借金まみれ。

NHK番組「呑み鉄」のロケ先はほとんど行っている。
日本の風土が独特。地元に行ってみないとわからない。

六角精児のバンドがある。
声がいい（サワコ）。
「愛のさざなみ」を歌ってもらう。

１曲目、下田逸郎さん「漂々」
自分が求められたことができない。落ち込むというより迷っていた。
演技で行くか役者でいくか。大学も中退していた。
漂々としていたらよいと。
心地の良い歌。癒される。
役者、音楽、鉄道に対してその時できることをやる。
１０万円と３万円貰える芝居の違いを演じられたら凄いと思う。

母は褒めてくれなかった。点数がよくてもだめ。悪いと叱られた。
教師の赤ペンと同じもので５０点を８０点に修正した。それが後でバレた。
またテスト用紙を捨てていたら、それを見つけて家に届けられた。
物置に連れていかれて叱られて。公務員になれと言われた。姉は公務員になった。
母は大学ランキングなどを見ていた。
演劇で母から評価されたことはなかった。
母は有名人が出ている舞台に私が出ると見に来てくれた。

「相棒」の作品があったのが人生の転機。その数年前までは必要とされていなかった。それまでは街中で人に知られるようになれると思わなかった。役者として自覚させてくれた。
他の役をやることも必要かなと思う。「相棒」から遠ざかる必要があるのではないかと思った。
自分の方から辞めることを水谷さんにお願いした。水谷さんがいなくて成立するものはない。現場では厳しくない。皆と握手する。本当の役者だと思う。
鑑識の役を16年していて本当の鑑識の人よりも長い。
「相棒」見ていると自分が出ていないので寂しい思いはする。
自分が注目されたいとは思わない。

小3で自由人。大きなグループに入れてもらえなかった。そういう仲間で少人数で集まっていた。
誰も知らないものを知るようになった。
ギャンブルは小3～4年。10円だしてくじを引く。外れると悔しい。当たるとすごく嬉しい。
白い大きなあんこが入っている団子を当てると大きなあんこの入っている団子を貰える。団子を動かすと白い大きなあんこがはいっているのはひび割れしている。8割は当たった。
ギャンブルの当たりを高める方法を見つけるのがだいご味。

３度離婚して４回結婚。２度目の離婚した人と再婚。
女性で「私がしっかりすれば立ち直ってくれる」と思う人がいた。
女性を応援している。金銭的な物理的な行動は起こせなかったけど。
今の人は幸せに。他の人には迷惑をかけたかと思う。
どう言えばこの人は怒るのかがわかる。
経済的に成立していなかった時期があった。その時は夫婦生活は送れない。
頭には競輪選手のことが占めていた。
人なんかなかなかわからない・
復縁した妻はクラシックバレー。私が出た番組は見てくれている。

２曲目は、青谷明日香さんの「何はなくても、何もなくても」
良い声、良い歌（サワコ）。

20代の人に1～2年は無駄に過ごして欲しい。それが後で役立る。私もそう思う（サワコ）。

感想；
好きなことをされて来られたのでしょう。
バンド、鉄道にも全力を傾けられています。

ギャンブルが好きなので、逆に自分が嵌ってしまうことが怖くて、勝負事、将棋、麻雀、囲碁など実力が必要な勝負ごとに限定してきました。
一時は毎日パチンコ屋を除くこともしていました。
学生時代お金がないのにお金を使ってしまっていました。涙
今はパチンコは時間の無駄だと思いやろうとも思いませんが、それはやったからそう思うのだと思います。