幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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松尾貴史 石破首相〝悪夢のような民主党政権〟発言に「何かが憑依したかのような…」 ”民主党政権自我「悪夢」ならその土台を作った自民党は「地獄では?”」

2024-10-23 16:40:00 | 社会

 タレントの松尾貴史が23日、X(旧ツイッター)を更新。自民党の石破茂首相の変化に言及した。  石破氏は衆院選(27日投開票)の応援演説で全国を回っているが、情勢がよくないことを受けて演説で野党批判を強めている。「どんな国を作るのかさっぱり分からない。そんな人たちにこの国を任せては絶対にならない」と批判しただけでなく、「悪夢のような民主党政権」というフレーズも使ったという。「悪夢のような民主党政権」といえば安倍晋三元首相が使ったフレーズとして知られている。  松尾はこうした石破氏の演説を伝える読売新聞の記事を引用。「まるで人が変わったように『そんな人たち』『悪夢の民主党政権』と、何かが憑依したかのような醜態……」と驚きの声を上げていた。  
 自民党はマスコミ各社の選挙情勢調査で劣勢が伝えられており、公明党と合わせて過半数を超えるかどうかが焦点となっている。こうした状況に石破氏は各候補者に向けて「檄(げき)文」を送付。「私も死に物狂いで全国を駆け回る」と悲壮感を漂わせていた。

感想
 安倍元首相は「悪夢の民主党政権」とよく発言されていました。
その悪夢を生み出したのが自民党なのではないでしょうか?
福島第一原発の水素爆発が起きたのが原因ですが、「原子力は安全」と言って、津波対策をしてこなかった自民党の責任です。
 それを棚上げして、「悪夢も民主党政権」というのは間違っています。
まあ、それを信じる国民も愚かですね。

 石破首相も何を血迷われたのでしょうね?

福井中3殺害事件 服役後の男性に再審認める 名古屋高裁金沢支部 ”元暴力団組員の証言だけで有罪?/疑わしきは有罪?”

2024-10-23 10:43:43 | 社会

 福井市で1986年に起きた女子中学生殺害事件の第2次再審請求で、名古屋高裁金沢支部(山田耕司裁判長)は23日、殺人罪で懲役7年が確定して服役した前川彰司さん(59)について、やり直しの裁判(再審)を認める決定を出した。弁護団は新証拠として134点を提出し、「前川さんが事件に関与した証拠はない」と訴えていた。 
 この事件は物的証拠に乏しく、前川さんは捜査段階から一貫して関与を否定。1、2審で有罪・無罪の判断が分かれ、第1次再審請求では再審可否の結論が変わっており、複雑な経過をたどっている。  
 確定判決は前川さんの知人で元暴力団組員が「前川さんの体や衣服に血が付いていた」とした証言を重視。複数の関係者からも同様の説明があり、判決は説明の変遷を認めつつ「事件の核心は一致しており、全体として信用できる」と述べ、有罪と結論付けた。  
 再審が認められるには確定判決を覆す明らかな証拠が必要とされ、再審請求審でも関係者の証言が信用できるかが争点になった。  
 弁護側は「事件後に前川さんが乗った車のダッシュボードに血が付いていた」とする元組員の証言に着目した。事件発生から約9カ月後に福井県警が車を押収して調べた際、血液反応は出なかった。  
 専門家に鑑定を依頼し、唾を付けたティッシュペーパーで拭き取られていた▽車は9カ月間にわたり日光が当たっていた――とする条件を再現して実験した結果、血液反応が確認された。県警の捜査を踏まえると、そもそも血痕はついておらず、元組員の証言は信用できないと強調した。  
 弁護側は検察から捜査報告メモなど287点の証拠開示を受けた。捜査段階と確定審での関係者証言の食い違いを指摘し、「物証がなく捜査に行き詰まった結果、元組員の供述に依存して架空のエピソードを作り上げた」と主張した。  
 確定審とは異なる証言も新証拠とした。前川さんの知人男性は「血の付いた前川さんを見た」と証言していたが、今回実施された証人尋問で「見ていない」と撤回。当時の捜査員から自身の犯罪を見逃す代わりに虚偽証言を持ちかけられたと述べた。    
 これらに対し、検察側は血液反応について「前川さんに有利な結論を目指した内容で、公正な実験条件ではない」と反論したうえで、知人男性の説明は「不自然、不合理な内容で信用できない」と指摘した。  
 関係者らの証言についても信用できると言及。口裏合わせの機会や利害関係のない関係者がそろって、前川さんが事件に関与したと虚偽を述べることは考えられないとして、請求を棄却するよう求めていた。【木島諒子】  
◇福井女子中学生殺害事件  福井市の市営住宅で1986年3月20日、中学3年の女子生徒(当時15歳)が殺害されているのが見つかった。知人らの目撃証言などから前日19日夜に殺害したとして、福井県警は約1年後に前川彰司さんを殺人容疑で逮捕した。1審は無罪だったが、2審は懲役7年を言い渡し、97年に最高裁で有罪が確定。前川さんが満期出所した後の第1次再審請求では、名古屋高裁金沢支部が目撃証言の信用性を否定するなどして再審開始を認めたが、異議審で名古屋高裁が取り消し、最高裁で2014年に確定した。

感想
 このような事件があったのを初めて知りました。
「疑わしきは罰せず」が日本の裁判だと思っていましたが、そうではなかったようです。
 警察が偽証を依頼した。とんでもないことが起きていたようです。
警察もおかしいです。知人男性を信じて、証言を覆すと信じない、まさに警察に都合のよいものだけを信じているのです。
 福井県警とはこんなレベルなのでしょか?
そう言えば、福井県のある人が事故を起こし、警察に現場立ち合いをお願いしたら、そんな暇はないと警察署でゆっくりとお茶を飲んでいたそうです。
結局、同乗していた相手の母親が正しく証言してくれたので、相手側の過失になったそうです。
 福井県警、正直に話す人はいないのでしょうか?
静岡県警本部長は、形式でも袴田さんに謝罪されました。
福井県警も再審で無罪が出るまで、謝らないようですね。

「IPT対人関係療法でなおすトラウマ・PTSD」水島広子著 ”人との関りがトラウマにもある”

2024-10-23 09:48:48 | 本の紹介
・PTSDへの対人関係療法の適用は比較的新しく、うつ病に対する対人関係療法ほどの豊かなデータがありませんが、すでに小規模なパイロット研究でよい結果が出ています(2011年2月20日発行)。

・PTSDの治療法として、国際的なガイドラインで第一選択肢とされているのは、エクスポージャー(暴露)をベースにした認知行動療法です。エクスポージャーというのは、行動療法的な手法で、トラウマ記憶にわざとさらして「慣れ」を進めて行くものです。トラウマ体験を思い出しても自分は安全であり、思い出すことによって生じた不安や苦痛は、向き合うことによって減じ、やがて耐えられるようになる、ということを学んでいきます。

・エクスポージャーをベースにした認知行動療法の中でもっとも確立した治療法と言えるのは、フォアらが開発した持続エクスポージャーと呼ばれるものです。
 持続エクスポージャー療法では、想像エクスポージャー(面接の中でトラウマ体験を思い出し、語り、それを録音して家で毎日聞く)と現実エクスポージャー(本当は安全であるにもかかわらず、トラウマに関連する不安や苦痛が引き起こされるために避けているものにふれる)の二つを用います。

・エクスポージャ―をベースにした治療がうまくいかない人の特徴としてあげられているのは、
 ①苦痛に耐えて怒りや不安などの感情に対処することが苦手
 ②ストレス下で乖離しやすい
 ③治療関係を維持するのが難しい
 というものですが、いずれも、子ども時代に虐待を受けた人には典型的に見られる特徴です。

・エクスポージャ―が怖くてできない人、現在の「生きづらさ」が一番の悩みである人などにとって(対人関係療法が)よい選択肢となります。また、対人トラウマの場合には特に対人関係が重要なテーマとなります。

・対人関係療法では「医学モデル」をとります。「医学モデル」というおは、その人が抱えている問題は、治療家の負うな病気の症状だとみなす考え方です。
 病気とは何かというと、①本人にとっては基本的に望ましくないことで、なりたくて病気になる人はいない、②ひとたび病気になってしまうとその症状をコントロールすることは本人にはできない――ということです。

・対人関係療法の考え方;四つの問題領域
「悲哀」「役割をめぐる不一致」「役割の変化」「対人関係の欠如」という四つの問題領域のいずれか該当するものを選んで治療焦点とします。

・トラウマを「役割の変化」として考える
 「役割」という言葉はわかりにくいかもしれませんが、簡単に言えば、社会における自分の立ち位置や、身近な人との関係性が変わるような変化、と考えていただければよいと思います。私たちは、社会において、そして、身近な人間関係において、何らかの役割を果たしているのですが、自分の立ち位置が変わるということはその「役割」が変わるということだからです。

・健康に生きていくためには、この「まあ、何とかなるだろう」という感覚がある程度必要です。そうしないと、「次にどうなるのかわからない」「怖くて先に進むことができない」ということになってしまいます。

・トラウマも一つの「役割の変化」ということができます。明らかに、社会における自分の立ち位置や身近な人間関係の性質が変わります。

・「役割の変化」を難しくする条件
 ①変化を境に、身近な人たちの支えがなくなる
 ②変化の中で起こる感情が強すぎてコントロールできない
 ③変化によって難しいことを要求されるようになる
 ④自尊心の低下

・私たちが人に対してストレスを感じるときは、大きく分ければ、「してほしいことをやってくれない」というケースと「してほしくないことをされてしまう」というケースがありますが、いずれも「役割期待のずれ」として理解することができます。・・・
このように見てくると、あらゆる対人ストレスを「役割期待のずれ」としてみることができると理解していただけると思います。

感想
 エキスポ―ジャーベースの認知行動療法は初めて知りました。
「医学モデル」と「社会モデル」の考え方も初めて知りました。

 水島広子さんの対人関係療法の本は何冊か読みました。
「対人関係療法」を知ったのが、会社がEAPの会社と契約していました。
そのEAPの会社が「認知行動療法」と「対人関係療法」の二つの技法で対応していて、知りました。
 対人関係療法は、会社で仲間、上司、後輩先輩とのコミュニケーションをたくさんシミュレーションして学ぶことで、トラブルを起こさない方法です。
 交流分析の、 P(Parent : 親)、A(Adult : 大人)、C(Child : 子ども) 関係の視点などもベースにあるように思いました。
 対人関係療法は”摂食障害”の治療に効果が高いと言われていますが、PTSDの治療にも活用されていることを知りました。

 結局、人間関係が大きいのでしょうね。
 占いでは、若い女性であれば恋愛、服装がみすぼらしいとお金、サラリーマン風なら職場関係、顔色が悪ければ病気など、だいたいあたるそうです。
 何の相談で来られたか分からない時は、「人間関係の悩みのように見えますが?」とかまかけるとだいたいあたるそうです。全て人間関係が関係しているのです。
 占いは観察力、傾聴、コールドリーリング、その人を元気にする言葉など総合力です。筮竹、タロット、水晶玉など何でもよいのです。占いはカウンセリングです。
 カウンセラーが占い師に負けているのです。頑張れ、カウンセラー。
案外、カウンセラーのプロが占い師になると人気の占い師になれるかもしれません。

 私は人間関係について、ゲシュタルトの祈りに出逢えて気持ちが楽になりました。
 心配事は、ニーバ―の祈りに出逢えて気持ちが楽になりました。

 心理やメンタル、哲学、宗教などの本を読んでいると自分を知ることにもなりますね。
 交流分析のエゴグラムで、自分を知り、高いところは頭に入れながら、低いところは意図してチャレンジしてみると、自分の可能性が広がるように思います。