幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「意思決定の心理学 脳とこころの傾向と対策」阿部修士著 ”速いこころと遅いこころ”

2018-04-26 09:11:18 | 本の紹介
・二重過程理論と様々の「こころ」の呼称
  速いこころ               遅いこころ
 ・自動的、無意識的           ・制御的、意識的
 ・直感的                ・論理的
 ・非言語的               ・言語的
 ・処理能力に影響されない        ・処理能力の制約を受ける
 ・努力を必要としない          ・努力を必要とする
 ・主に短期的な利益を追究        ・長期的な利益を勘案

・マシュマロテスト
 今すぐに1個もらうか、それとも20分待って2個もらうか。
 マシュマロテストで長い時間待てた子供の特徴
 ・テストの最中 マシュマロから意図的に注意を逸らす
 ・10歳代 強い自制心持っていると他者から評価される
 ・大学進学時 大学進学適正試験(SAT)での成績が高い
 ・成人後 教育歴が高い、肥満の割合が低い、社会的に成功している。

・「お金」と意思決定の罠 損得勘定と嘘
 ・時間割引のメカニズム 今9,000円か来月10,000円のどちらか?
 ・魔が差す時
 ・ズルの研究
 ・利得と損失は非対称性 
   50万円で購入した株が60万になると売る人が多くなるが、40万になっても持ち続ける。
 ・もれなく8万円当たるくじか80%の確率で10万円が当たるが、残り20%の確率で何も貰えないくじだと、多くの人は8万円貰える方を選択する。
 ・もれなく8万円の罰金を払うくじと80%の確率で罰金は10万円になるが、残りの確率で罰金がゼロになるくじだと、多くの人は後者を選ぶ。

・「人間関係」にまつわる意志決定 恋愛と復讐のメカニズム
 ・恋人の写真を見た時に、ドーパミン神経が活性化していることが明らかになった。
 ・恋愛は主に報酬系、つまり速いこころのはたらきによって担われているようです。
 ・囚人のジレンマ
                    友人Aさん
              自白         黙秘
あなた 自白    あなた⇒懲役5年     あなた⇒釈放  
          友人Aさん⇒懲役5年   友人Aさん⇒懲役10年
    黙秘    あなた⇒懲役10年     あなた⇒懲役2年
          友人Aさん⇒釈放     友人Aさん⇒懲役2年
 ・妬みと他人の不幸 他人の不幸は蜜の味

・道徳的判断の形成 理性と情動の共同作業
 ・トロッコジレンマと歩道橋ジレンマ
  ・制御不能になったトロッコが近づいており、このままだと5人の作業員が轢き殺される。あなたがトロッコの進路を切り替えれば、5人は確実に助かります。しかし、切り替わる進路の先にも一人の作業者がおり、その作業員は轢き殺されてしまいます。あなたが進路を切り替えることは、道徳的に許されるでしょうか?
 ・歩道橋ジレンマ
  制御不能になったトロッコが近づいており、このままだと5人の作業員が轢き殺されてしまいます。Aさんを突き落とせばトロッコは確実にとまり、五人は助かりますが、Aさんは死んでしまいます。あなたがAさんを突き落とすことは道徳的にゆるされるでしょうか?
 トロッコジレンマでは線路切り替えは派が多いですが、歩道橋ジレンマでは切り替える人は少ない。
 ・セロトニンの増加が、他者を傷つけることに対して生じる不快な働きを増強し、結果として義務論主義的な反応が優位になったと解釈しています。情動のはたらきが弱まると義務論主義的な反応が減少し、一人を犠牲にして5人を助けることをより容認できるようになる。情動のはたらきが強まると義務論的な反応が増加し、一人を犠牲にして5人を助けることをより許容できなくなる。薬を飲んだだけでわたしたちの意思決定がはっきりと影響を受けるというのは驚くべきことです。

・意思決定と人間の本性 性善か性悪かを科学的に読む。
 孟子の性善説 ⇔ 荀子の性悪説
 ・協力行為や寄付行為にみられるように、人間の善行は思いのほか、速いこころによって実現されている可能性があるということです。

・「遅いこころ」は「速いこころ」を、コントロールできるのか?
 ・俯瞰的に脳を使うことで、遅いこころは速いこころを超越できる。
結論;
 「俯瞰的に二つのこころのはたらきをとらえ、遅いこころをサポートすることで、多くの場面ではコントロールが可能」。

感想
”速いこころ”とは、人の気持ちや身体をコントロールしている内分泌ホルモンによる感情なのかと思いました。
TOKIOの山口達也容疑者が、つい行ってしまったのもこのホルモンに”遅いこころ”が負けたからだと思います。
遅いこころは理性で判断することのように思いました。

多くの人が性ホルモンの刺激で、失敗をしてきています。
理性で考えれば、そんなことをしないのですが、ホルモンに自分が支配されてしまったことになります。

自分をコントロールしているのは、下半身か頭か?
下半身の意味はホルモンで、頭は理性ではないでしょうか?

男性一人の部屋に行くことはそれだけのリスクがある。
女性を部屋に入れることは疑われるとよく言われたものです。
今は時代が変わり、男性の部屋に遊びに行くことや、2人で食事をすることも普通になってきたのでしょう。
それは自分にとってもホルモンの支配に誘惑されるリスクを高めることになるということなのでしょう。
お酒は特に、遅いこころをさらに遅くしてしまい、速いこころをさらに早くしてしまい、多くの失敗を犯してしまうのでしょう。

「法然 イエスの面影をしのばせる人」井上洋治著 ”弱者へのまなざし”

2018-04-25 14:28:14 | 本の紹介
どこまでも続いている一筋の海岸線。 一陣の風で、海辺の白い一粒の砂が右から左へと動く。 そしてそのあと、海辺は再び以前と全く同じ深い静寂へとかえっていく。 人間の一生なぞ、この一粒の砂が右から左へ動くだけのことではないか。 海岸には何の変わりもありはしないのだ。

 この心象風景に徹底的に悩まされ続けた私の十代であった。  いかにして避けることのできない、そして乗り越えることもできない死。 その死によって終わらざるをえない、死刑囚同然の生のmなしさと悲しさ。 この思いに追いつめられていった私は、ある日、この思いから逃げようとすることをやめて、その死というものと向かい合って生きてみようと決意した。 それが大学一年の終わりのときのキリスト教入信、そしてフランスの修道院入会へとつながっていったような気がする。

 道をきわめたい。 そう願って渡仏した私であったが、年月がたつにつれて、次第に長い伝統を持つ西欧文化の重みに、耐えがたいような息苦しさを感じはじめていった。 そして、日本人としての私の血の中に流れているものを大切にしながらイエスの教えをとらえなおさなければ、決してイエスが伝えようとした真の自由とよろこびは湧きあがってはこないのだという確信を持った。  

 7年半の西欧の修道院生活を打ち切り、昭和32年の末、フランスから帰国した私は、自分の血の中に流れている「日本の心」を意識化してみようと思い時間をつくっては、奈良や飛鳥を散策し、和辻哲郎、鈴木大拙、小林秀雄などの著作に読みふけった。そんなある日のことである。働いていた学生センターの近くの、とある本屋で、ふと一冊の書物が私の目にとまった。「日本人の精神史研究」の第三巻で、「中世の生死と宗教観」と題された亀井勝一郎の著作であった。
 その夜、むさぶるように読みふけっていた私は、「宗教改革への道」という章に出会って、まさに棍棒で頭をなぐられたような衝撃をおぼえたのであった。
 これが私が法然と出会った最初である。
キリスト道にしろ、仏道にしろ、その道を歩むということは生きるということであって、思索するということではない。 人は二つの道を同時に考えることはできても、決して生きることはできないのである。

・法然が9歳の時、仲違いをしていた人物に夜襲をかけられ、父が非業の最後をとげる。その時、父が一人息子の法然に次のように語った。
「お前は決して敵をうらんではならない。これは先の世から定められている業(ごう)であって、私が受けなければならないものなのだ。もしお前が敵をうらんでこれを討てば、敵の子供はまたお前をうらんで討とうとするであろう。そうすれば、このうらみによる血の争いは絶えることなく続くこととなろう。お前は一日もはやくこの憎しみと争いの闇と修羅の巷を離れて、私の冥福を弔
い、ゆるしと光の境地に入ってくれ」。
イエス「難しいことかもしれないが、敵に対してもゆるしと思いやりの心を持つべきであり、あなたたちを迫害しているもののためにも祈るべきである(マタイによる福音書)」
 まさにイエスの言葉を想起させるような父時国の遺言ではないか。

・法然は、一切の所有物は寺に返し、無一文のまま、墨染の衣一枚で山を下りて民衆の中に入っていく法然の後ろ姿は、思いだすたびに深い感動をよびおこさずにはいられない。イエスが神ヤーウェの冒涜者、ユダヤ教の裏切り者として追及され殺害されていったように、法然もまたそのとき、南都北嶺の権力者たちから裏切者として追及され、場合によっては殺されることすら覚悟していたはずである。

・子を思う母のような法然の姿勢は、ここでもあざやかにイエスの面影をしのばせている。

・法然の答弁においてまず大切なことは、宗教とは考える次元の事柄ではなくて、行じられるべきものだということである。だから法然は「修行したいと思うなら、あれもこれもと試みることなく最もふさわしいものを一つ選んで酒豪せよ」といっているのである。

・法然は「七箇条制誡」の第戒において、と出来る限り敬う心をおこすようにせよ」とさとしているわけなのである。

・法然の短歌
 玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする
 花は散り その色となく ながむれば むなしき空に 春雨ぞふる
 ゆめのうちも うつろふは なにかぜふけば しづらく
 あはれあはれおもへばかなし つひのはて 忍ぶべき人たれとなきみを
 ながむれば 我が心さへ はてもなく 行くへもしらぬ 月のかげかな

・正如房(式子内親王)よ、ただただ、深く(阿弥陀仏を)信じください。この一事が大切です。たとえいかなる智者、身分高き人々が仰言ろうとも、どかそれに心を動かされたりなさらないでください。

・その(女性は仏に救われない)害を受け最も苦しむのは、他ならぬ庶民や女性たちであることを誰よりも一番よく知っていたのが、まさに法然自身に他ならなかったからである。

感想
法然は既存仏教界から睨まれて島流しになりました。
法然はその当時の仏教では救われない庶民や女性にも仏の救いがあることを、“南無阿弥陀仏”と阿弥陀仏にすがる念仏をとなえることで救われると説きました。
それは既存仏教界にとっては危険極まりない考え方でした。
法然の信者が増えることを良しとしない既存の仏教界は法然に罪を着せようとしました。

まさに、法然の生き方、弱者、女性へのまなざしは、イエスの行動、姿に重なっていました。
井上洋治神父ご自身が、まさに弱さを自覚されていました。


「優れたリーダーはみな小心者である」荒川詔四著 ”学ぶことの多い本です!”

2018-04-25 01:45:25 | 本の紹介
・周囲の人々に細やかに気を配り、常にリスペクトの気持ちを忘れない。心配性だからこそ細部まで徹底的に自分の頭で考え抜き、臆病だからこそあらゆるリスクに備えて万全の準備を怠らない。だからこそ、いざというときに決然とした意思決定を下すことができる。そして、その決断を指示する人たちの力を借りながら難局を乗り越えていくのです。
本の目次;
1.誰かを「指導」するなどという不遜な考えを捨てる。
2.「小心な楽観主義者」こそが、最強のリーダーである。
3.仕事の「所有権」を決して手放してはいけない。
4.「面白いこと」をするから、リーダーシップは育つ。
5.「言い出しっぺ」でなければ意味がない。
6.「人格者」をめざすな。
7.「自尊心」を傷つけることほど愚かなことはない。
8.優れたリーダーは「傾聴」する。
9.「格好いい言葉」を使ってはならない。
10.「原理原則」を死守する。
11.「臆病さ」を笑う者は必ず失敗する。
12.リーダーは「1円」も稼いでいない。
13.「現場」を知らない者は決断できない。
14.「理路整然」としたリポートを疑え。
15.「大河の流れ」のように考える。
16.心配性だから「先見の明」が育つ。
17.地位は「ダメな人」をつくる。
18.「負のメカニズム」を知り尽くす。
19.「部下の痛み」に敏感であれ。
20.戦略的な「ケチ」であれ。
21.「権力」はできるだけ隠す。
22.臆病な「理想主義者」であれ。
23.リーダーは「芸術家」であれ。
24.「目先の危機」ではなく、「危機の先」を見つめる。
25.次世代に「美田」を残す。

・「逃げ出したい」と思うような場面に遭遇したときがチャンスなのだ。
・与えられた仕事をこなすだけでは面白くない。自ら見出した課題にチャレンジするからこそ、仕事は面白くなるのだ。
・「重要な提案」をするときは、ひとりでトップに会いに行く。
・「報告」とは、「トラブルを報告すること」である。
・(人の)「好き嫌い」を表に出すこと自体がふさわしくない。それよりも、目的達成に集中すべきなのです。
・部下の「自尊心」を傷つけることほど愚かなことはない。
・「当たり前」のことを繰り返し語り続ける。
・「中途半端な小心者(原理原則を踏み外す)」が大きな過ちを犯す。
・原理原則は、相反する価値観の相克である企業運営において、ずっと変える必要がない「万能基準値」のようなものだ。
・「3現」を体感すれば、解決策は自然と導き出される。
・社長室に閉じこもって、現場を”遠隔操作“できると信じている社長のことが理解できない。
・「痛み」を伴う経験で人間は成長する。
・在任中に刈り取れるだけの「数字」を刈り取るようなことだけはしてはいけない。その結果、必ず次世代は“荒れ野”で苦労を強いられるからです。
・課長や部長になって、「自分に務まるだろうか・・・」と不安を覚えるくらいの人のほうが優れたリーダーになる可能性を秘めていると。そんな思いを抱えている現役世代の皆さんを勇気づけたいと思って、僭越ながら本書を書いた次第です。

・ミハエル・シューマッハは、明らかにマシンの不具合によって負けたときも、彼は一度もマシンのせいにしようとはしなかった。そして、最高のレースをして勝利を収めたあと、他のレーサーがレース場を去ったあとも、マシンについて100%納得できるまで技術スタッフと議論を重ねるとともに、レースでボロボロになったタイヤの状態を黙々とチェックし続けていました。彼は天才的なドライバーでしたが、その天才性を生んだのは努力であることを目の当たりにしたのです。

・「繊細さ」を束ねるのはプロフェッショナリズムだと思うのです。プロフェッショナリズムとは、「理想」を実現するために合目的的に必要なありとあらゆる努力をする精神。この精神が発揮されたとき、私たちのの心に備わっている「繊細さ」「小心さ」などが総動員されると思うのです。だから、「こんな仕事をしたい」「こんな会社にしたい」「こんな世の中にしたい」という心の底にある思いを何よりも大切にしてほしい。

感想
学ぶことの多い本でした。

何かリーダーをされることがある方にはとても参考になると思います。
多くの”リーダー本”がありますが、この本はそれらに比べ実践に即し、具体的にやることがわかりました。

自分はリーダーができるだろうか? と思う人ほど、よいリーダーになれるチャンスがあるようです。


セクハラ疑惑:麻生財務相「はめられたとの意見ある」 "セクハラをご理解できない、気の毒な方なのかも”

2018-04-24 15:48:00 | 生き方/考え方
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/セクハラ疑惑麻生財務相「はめられたとの意見ある」/ar-AAwfZPg?ocid=spartandhp 毎日新聞2018/04/24
 麻生太郎副総理兼財務相は24日の閣議後記者会見で、財務省の福田淳一事務次官の辞任承認を公表した際、セクハラ疑惑について「はめられて訴えられているんじゃないかとか、世の中にご意見ある」と語った。被害を受けたとされる女性の訴えを軽視するかのような発言に野党から批判の声が上がっている。

 麻生氏は会見で「セクハラ疑惑は少なくとも週刊誌報道だけで『あった』と認定するのはいかがなものか」と強調。そのうえで「はめられて訴えられている」との意見もあると指摘し、「きちんと人権も考えて、双方の話を聞かないと」と続けた。

 慎重に事実関係を見極めるべきだとの趣旨とみられるが、24日に開かれた財務省に対する野党のヒアリングで、希望の党の山井和則衆院議員は「根拠なく言ったとしたら、完全な第2のセクハラ、人権侵害だ。即刻、撤回してほしい」と批判。「被害者を加害者扱いしている」「被害者の側に立っていない」との反発も出た。

 これまで麻生氏は「(セクハラを)言われている人の立場も考えないと。福田の人権は無しってことですか」とも発言していた。【岡大介、立野将弘】

感想

日本のNo2の政治家の発言だとすると、恥ずかしい気持ちがします。
確かに言った言わないがあるので、両者の意見を聴くのは当然です。
しかし、今回、録音があり、それを聞いたら、セクハラがあったことは明確だと思います。

福田氏は自分の声かどうかわからない。
自分の声は聞いたことがない。
自分の声でないなら、声紋分析して貰って否定されればよいのですが、流石にそこまでやると、自分の声だと明確になるから曖昧なままにしておきたいのでしょう。
そして、やはり自分の声でないと言えないとわかると、次は全体を聞いてくれ!と。
部分だけでもセクハラです。

麻生財務相はご自分の発言がどのような意味をもっているかが、わからない方なのかもしれません。
ワイマール憲法をナチスが知らない内に無力化したのを見習えばよいと発言され、ナチスを容認するような発言をされ、海外から非難されました。
日本であまり非難されないのも問題ですが。
麻生財閥の御曹司でなければ、政治家にも、派閥の長も難しいでしょう。
人として問題が多少あっても、得るものが大きいので選挙でも当選するのでしょう。
やはり、一人ひとりの意識が変わらないと、セクハラ初め、政治は変わらないのでしょう。

麻生財務相、海外でなんと評価されているか?
裸の王様になっている気の毒な方なのかもしれません。
誰も忠言してくれる人が居ないのか、聴く耳を持たれないのか・・・。

蓮池透さん「司令塔?この期に及んで」 首相発言を批判 ”言葉ではなく、行動がその人の考え”

2018-04-24 08:40:00 | 社会
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/蓮池透さん「司令塔%ef%bc%9fこの期に及んで」-首相発言を批判/ar-AAweEMi?ocid=spartandhp 朝日新聞デジタル 2018/04/23

 北朝鮮による拉致被害者の救出を求める集会で、安倍晋三首相がした発言を、拉致被害者家族の蓮池透さん(63)が批判し、話題となっている。蓮池さんによると、「言葉と行動がかけ離れている」との思いからの発言という。

 安倍首相は22日、拉致被害者家族会や支援団体「救う会」が開いた「国民大集会」に出席し、「南北、米朝首脳会談の際に拉致問題が前進するよう、私が司令塔となって全力で取り組む」と語った。この発言に対して蓮池さんは23日、ツイッターで「司令塔? この期に及んで。どうやって?」と書き込んだ。

 蓮池さんは2002年に帰国した拉致被害者・薫さん(60)の兄。21日にTBSが放送した「報道特集」では、首相が訪米し日米首脳会談に臨んだことについて「わざわざアメリカまで行ってトランプ大統領にお願いするというのは、自分たちがお手上げということの裏返しなわけですよね。それじゃまずいと思うし、トランプさんが拉致問題を取り上げてどういうふうにするのか、全くわからない」と発言している。

感想
拉致問題が少しでも進展することを願います。

安倍首相は二階派のパーティーで「国民にお騒がせしている。膿を出し切って解決したい」と発言されたそうです。
膿の原因は安倍首相であり、解決を一番阻止しようとされているのは安倍首相だと思うのですが・・・。

佐川さんは立件されないと思います。
結局、誰も責任を取らないことになります。
国民の財産を8億円も減らしても、それが首相のためなら誰も責任がないなら、これからも多くの役員がそれを真似るでしょう。
詩織さんのレイプも安倍首相のお友だちなので、逮捕直前に上からの指示で逮捕がなくなりました。
日本は法治国家なのか? と疑いたくなります。