舞鶴発 小樽行き

時系列的に 少し遡り 神戸から小樽への移動の際の状況です

今回 移動手段として利用したのは 舞鶴と小樽を結ぶ新日本海フェリーです
小樽行きのフェリーは 舞鶴港を深夜0時30分に出港します
乗る船は 約1万7千トンのフェリー「あかしあ」で 同社が誇る時速約30ノット(55km/h)の高速フェリーです
それでも小樽までは 約20時間かかり 到着は 同日の20時45分です

神戸の住まいから引越荷物を出した後 夕方のバスに乗って舞鶴に移動しました
フェリーターミナルで 3時間ほど待ち続け フェリー「あかしあ」に乗船したのは 23時過ぎでした
その後 暗闇に包まれた深夜の舞鶴港を 驚くほど静かに 定刻に出港しました 






フェリーとはいえ 内部は豪華客船です
大浴場も完備されており 乗船後のんびり入浴し 引越疲れを癒すことができました
客室は 各種グレードがありますが 今回利用したのは 下から2番目のグレードで ベッド付の簡易個室です
決して贅沢ではありませんが BSテレビが備わっているので 乗船中 寝っ転がってテレビを見て暇をつぶすことができます








翌朝目が覚め位置情報のモニターを確認すると佐渡島沖を航行していましたが 陸地はまったく見えず360度 日本海です
船は ほどんど揺れることなく 北に向かって ひたすら進みます
朝食の案内があったので レストランに行き 和定食を注文しました
料金は 普通のビジネスホテル並みなので 船上だということを考えれば リーズナブルだと思います








日が西に傾きかけた頃 ようやく雪を被った北海道の陸地が見えてきました
これから何年間かお世話になる北の新天地です
フェリーは 北海道の陸岸に沿って航行し あと4時間ほどで小樽に到着します






今回フェリーを利用したのは 当初 バイクと一緒に移動しようと思ったからですが 
よく考えたら 3月末といっても 北海道は まだ 冬末期の気候です
到着した時に 運悪く雪でも降ったらバイクを走らすことができず フェリ-ターミナルで足止めになってしまうかもしれません
そんな心配があったので バイクは別途陸送することとし 身ひとつでフェリーに乗り込んだ次第です
飛行機を利用すれば 神戸と新千歳は 2時間弱ですから 今回は約10倍の時間を要しましたが 
疲れた身体を休めるには いい船旅でした
何より 新日本海フェリーには 一度乗ってみたいと思っていたので そうした思いも満たすいい機会でした
  

〔E-PL3/M.ZUIKO DIGITAL 18-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R〕
 

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