流浪の転勤族のあちこち訪問写真集
◆Rectangular Memories◆
羊蹄山アタック Ⅰ
北海道の象徴的な山の一つとして挙げられるのが 羊蹄山です
コニーデ式火山の美しい山容は 富士山にも似て 蝦夷富士とも呼ばれ 日本百名山にも選ばれています
標高は1,898mと さほど高くはありませんが 高緯度に位置するため 山頂付近は 高山植物の宝庫となっています
5月に 山の周りをバイクでツーリングして 登山欲を掻き立てられ いつか登ってみたいと考えていましたが
このところの好天続きに誘われて 思い立ったが吉日 早起きして 日帰りアタックすることとしました
羊蹄山には 登山ルートが 4つあり コースによって 多少難易度の違いはあるようですが
いずれのコースも 登り口の標高が350~400mで 山頂までの標高差は 約1,500mありますから
どのコースを選んでも かなり登り応えのある山であることが 想像できます
たとえば 富士山の富士吉田口の五合目の登り口の標高が約2,305mで 山頂が3,776mですので 標高差は1,471m
標高差だけで比較すれば 富士山にも引けを取らないと言えます
ただし富士山は 高山病を伴って 辛い登攀を強いられますが 羊蹄山の高さでは 高山病の心配はありません
とは言っても 久々に本格的な登山を味わうことができました
1 倶知安付近の麦畑越しに望む羊蹄山 (登山を終えて 帰りがけに撮影)
2 今回は倶知安コースを選択しました 登山口の標高は350mと記されています
3 富士山のように岩と砂利の山かと思っていましたが 意外と樹木が多く 九合目の標高1,700m付近までは
樹林帯の中をひたすら登ります
4 標高が上がるに連れて 空の青さが増してきます
向いの山はニセコスキー場で有名なニセコアンヌプリといいます
5 九合目付近まで登ると樹林帯から抜け 視界が広がります
6 九合目付近から火口壁を見上げます
あと少しで火口縁に到達しますが この時点で かなり足に来ています
〔E-PL6/M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6〕