石狩灯台

石狩川は 大雪山系に端を発し 日本海の石狩湾に注ぐ日本有数の河川です
河口付近は 広大な砂嘴(さし)が形成され 海浜植物の自生地になっています
そんな草原に ポツリと石狩灯台が立っています
初代の石狩灯台は 木造で明治25年に建てられましたが その後 明治41年に鉄製のものに建て替えられました
灯台なのに 海岸からずいぶん離れた草原地帯に立っているので 少し違和感がありますが
建てられた当時は 灯台の近くが海岸だったようで その後 石狩川が運ぶ土砂によって 砂嘴が成長して
現在のようなロケーションになったとのことです
この灯台は 映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台となり その際 木下恵介監督の意向で 
従来の白黒から赤白に塗り替えられました



1 北海道の澄んだ空に映える赤白の灯台


2 灯台周辺に自生するハマナス





4 広大な石狩川河口


〔E-PL3/M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6〕

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