紅葉とダムを巡るツーリング

夏の猛暑が去って　バイク乗りには待望の秋のツーリングシーズンとなりましたが
関東地方は9月の台風15号　10月の台風19号と立て続けに強力な台風の襲来で
各地に大きな被害が出て　道路も寸断され　ツーリングを楽しむ状況ではありませんでした
8月の東北地方への旅行以降ほとんど出ることなく　このまま秋のツーリングシーズンも終わり・・・　
なんてことになりかねないので　貴重な好天を利用して群馬県方面を回ってきました

1　赤城山大沼湖畔
　　赤城山は群馬県有数の紅葉の名所と言われていますが
　　この日のお天気のせいなのか　時期がずれているのか　
　　はてまた台風の影響なのか　いまいち鮮やかさが足りないというか
　　若干実力が発揮できていない感じでした


2　赤城山覚満淵


3　赤城山小沼


4　赤城山小沼


5　四万川ダム


6　四万川ダム
　　こちらのダムの湖水は美しいコバルトブルー色をしていることで知られていますが
　　この日は台風直後で泥水が流れ込んだためコバルトブルーというより
　　入浴剤を入れたような黄緑色でした
　　これはこれで珍しい風景です

7　四万川ダム


8　八ッ場（やんば）ダム
　　こちらは最近話題になっているダムです
　　まだ完成はしていませんが試験的に貯水（専門的には「湛水」というらしい）を始めたところ
　　台風19号の豪雨で1日半で満水になったということで　ご覧のように泥水でいっぱいになっています

　　なぜこのダムが話題なのかというと2009年に民主党政権が誕生した際に公共事業の見直しにより
　　建設が中止され当時大きな話題になりました
　　その後　下流域の都県を巻き込んでの大論争が巻き起こり　紆余曲折を経て事業が再開され　
　　ちょうどこの10月から試験的に水を貯め始めたところに
　　これまたちょうど台風19号による豪雨があり　各地で洪水被害が広がる中で
　　このダムが水を貯め込んだことで　下流域の洪水が防げた・・・と言われています
　　真偽はさておき　過去の曰く因縁もあり　にわかに世間の注目を集めたことから　
　　一気に見物客が訪れ　ダムを見下ろす展望台には長蛇の行列ができていました

　　という自分も興味本位で訪れた見物客の1人でした・・・というオチです