流浪の転勤族のあちこち訪問写真集
◆Rectangular Memories◆
久しぶりの鉄分補給
今週は紅葉の写真でもと思っていたのですが
関東地方はあいにくのお天気で まったく写真撮影ができませんでした
予定していたネタが無いので 先週の三連休に島根県出雲市に出張してきた時の様子を
ネタにすることとしました
わが職場は 出張の際の交通手段や日程に比較的自由が利き
もちろん規定以上の旅費は出してくれませんが
自分で追加分を負担するなら好きな交通手段を選べたり
私事旅行を兼ねたりすることができます
という訳で 今回 出雲に行くのに使った交通手段は
現在 日本で唯一の夜行列車 「サンライズ出雲」です
以前 「サンライズ出雲」と連結して走る「サンライズ瀬戸」に乗ったことがあるので
サンライズ乗車は2度目ですが かなり以前のことになります
最近で夜行列車に乗ったのは 北海道に在住していた頃の
2015年12月に札幌から青森まで乗った急行「はまなす」
そして2013年12月に札幌から上野まで乗った寝台特急「北斗星」です
「はまなす」も「北斗星」も既に廃止されてしまいました
話を戻しますと 11月1日に東京の職場での仕事を終え
いったん自宅に戻り 再度東京に行き
21時50分発の「サンライズ出雲」に乗り込みました
「サンライズ出雲」は人気が高く 1か月前の予約開始と同時に
予約が埋まってしまうことがしばしばですが
ネットで何度かトライしているうちに 何とか予約が取れました
ただし狙っていたシングル個室は取れず それより狭いソロ個室となりました
シングル個室は 室内で立ち上がるスペースがあるのですが
ソロ個室は ほぼベッドだけのスペースで
天井も低く ベッドに寝るか せいぜい座るくらいの空間しかありません
それでも鍵がかかるドア付きの個室ですから
昔の寝台列車に比べたら超快適です
寝台列車でぐっすり眠ることはできませんが
快適に東京から出雲市まで乗り通すことができ満足です
1 東京駅9番ホームに入線したサンライズ
2 「サンライズ瀬戸」(左)と「サンライズ出雲」(右)の連結部分
岡山で切り離されます
3 ソロ個室の内部
とても狭いですが窓が大きく開放感があります
4 夜が明けて朝日の中を走るサンライズ
5 約12時間かけて出雲市に到着しました
お疲れ様でした
6 帰りもサンライズで帰りたかったのですが
三連休とあって予約が取れず
通常の特急列車で岡山に向かうこととしました
ところがやってきた電車が なんと国鉄色の「やくも」でした
この381系は 来年には引退と言われていますので
この機会に乗ることができてラッキーでした
7 JNRマークも付いています
JR西日本の情報では 381 系特急「やくも」リバイバル企画【第2弾】ということで
今年の3月にJNRマークが着けられたとのことです
自分が子供の頃に見慣れた外観ですが
子供の頃は特急列車には贅沢で乗れず 憧れでした
今となっては40年以上も現役として活躍してきた老体
走行音や振動は大きめで お世辞にも乗り心地がいいとは言えませんが
それを含めて懐かしさを感じさせてくれる有意義な機会でした
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