平成エンタメ研究所

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関ジャム完全燃SHOWで音楽を学ぼう!~キンプリの『シンデレラガール』はBメロっぽいAメロ、16ビートのBメロなど、工夫がいっぱい!

2019年02月27日 | その他
『関ジャム完全燃SHOW』(テレビ朝日 夜11:10~)が面白い。
 ミュージシャンや音楽プロデューサーが、自分の推薦する曲のスゴい所を熱く紹介していくのだ。

 たとえば、ヒャダインさんが語ったKing&Prince 『シンデレラガール』。
① BメロのようなAメロ
 確かに聴いてみると、AメロなのにBメロのようなメロディライン。
② Bメロで16ビートに変化。
③ サビの高音パートはファルセット(裏声)。
 これで少年の不安定さを表現している。

 まさか僕がジャニーズの曲を聴くことになるとは思わなかったが、実際に聴いてみると、そのとおり。
 まず楽曲はサビから始まる。
 そのサビの後の冒頭のメロディを聴くと、
「あれ、これ何? もしかしてBメロ?」と思ってしまう。
 Bメロで16ビートに変わるのもメリハリとして面白い。
 これで曲は躍動する。
 ライブでは盛り上がるパートだ。
 サビの後は、「I wanna be a sunshine」という英語パートが追加されていて、曲のメッセージを強調している。

 なるほど~
 作曲家やミュージシャンはこうやって曲を作っているのか。
 彼らは常に聴く者の予想を裏切り、退屈させず、どうすれば心地よくメッセージを伝えられるかを考えている。

 番組では他にも
・引き算の曲=楽器や音色を出来るかぎり省き、リズム帯とヴォーカルだけで聴かせる曲
・今話題になっているカノンコード
・R&Bコード
・ファンクとポップスの融合
 などが、関ジャニのメンバーの面白トークと共に語られていた。

 こうして見ていくと、音楽って深くて面白いなあ。
 というか、世の中のあらゆるものが、掘り下げていくと深くて面白いんだけど。

 僕の知らないことはいっぱいある。
 もっと、いろいろなことを知りたい。
 でも人生はあまりにも短すぎる。

『関ジャム 完全燃SHOW』はクイーン特集の時に初めて見たのですが、音楽を深く楽しみたい方にはお薦めの番組です。


※関連映像
 King&Prince シンデレラガール MVフル(YouTube)

コメント
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