平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

化けの皮がはがれた小池百合子の政策は〝ユリノミクス〟www

2017年10月06日 | 事件・出来事
 小池百合子氏、ついに〝緑のタヌキ〟と揶揄されるようになった。
 小池百合子ブランドの崩壊だ。

 考えてみれば、都知事になってから、この人、ほとんど何もやっていないからな。
 築地・豊洲は玉虫色で、具体的な運用イメージが示されていない。
 オリンピック設備の費用見直しも、ほとんど当初の案どおり。
 都議会では、公明党と併せれば圧倒的な与党なんだから、何でもできるじゃないか?
 公約の二階建て地下鉄はどうなったの?
 この人、〝ケンカを売る〟のは上手いけど、〝政策実行能力〟はないよね。
 ………………

 小池百合子氏についてテリー伊藤さんが面白いことを言っていた。

「小池さんは大きな敵と戦うことで人気を得ていた。
 だが、今は自分が大きな存在になってしまって、逆に民進党のリベラル派などをいじめる立場になっている」

 的確な分析だと思う。
 都民ファーストの会の音喜多駿氏らが離党したことに関しては、

「小池さんは人を使うことができない。
 音喜多さんも民進党の枝野さんも優秀な人なのに使いこなせず、離してしまった」

 おそらく小池さんって個人としては優秀な方なのだろう。
 だが、テリーさんの言うとおり、有能な人材を活かせない。
 そばにいるのはイエスマンばかり。
 そして、絶対服従を強いる。

 こういう人が総理大臣とか、さらに大きな権力を持つことは怖ろしいね。
 なぜなら意に添わない人間は〝排除〟してしまうから。
 この発想は、われらが安倍ちゃんが「こんな人たち」と発言したことに通じる。
 彼らには「敵か、味方か」の発想しかない。
 そして、敵を敵を徹底的に排除し、潰してしまおうという気質がある。
 ………………

 本日、希望の党の公約が発表されたけど、心に響かなくなってしまったな。

・原発ゼロ
・隠ぺいゼロ
・受動喫煙ゼロ
・ブラック企業ゼロ
・フードロスゼロ
・花粉症ゼロ
・満員電車ゼロ

・消費税10%UP凍結
・企業の内部留保への課税

 実現できればすごいけど、「本当に出来るの?」「党内で了解を取れてるの?」とツッコミたくなる。
 この中の政策ひとつを実現するだけでも、相当な政治的エネルギーを使うぞ。
 ていうか、選挙対策用のウソだろう?
 小池百合子氏は、〝きれいな言葉〟を並び立てるのが上手い。

 おまけに、これらを総称して〝ユリノミクス〟と来た日には!!
 苦笑しか起こらない。
 やっぱ自分の政策に〝アベノミクス〟と名づけた安倍ちゃんと同じじゃん!
 ふたりとも自分が大好きなんだな。
 小池氏のモットーは〝国民ファースト〟なんだから、せめて「国民」って言葉をどこかに入れろよ。
 なのに自分の名前?

 これから〝緑のタヌキ〟の発言は空まわりして、どんどん空虚なものになっていくだろう。
 風を読むことに長けた、小池百合子の感覚が少しずつズレて来ている。


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