簗
やなみれば かはかぜいたく ふくときぞ なみのはなさへ おちまさりける
簗見れば 川風いたく 吹くときぞ 波の花さへ 落ちまさりける
簗
簗を見ると、川風が強く吹く時は、波までがしぶきを上げて、まるで花が風を受けて舞い散っているようだ。
「波の花」は川面が波立ってあがるしぶきを花に見立てた表現。107 にも出てきましたね。
この歌は拾遺和歌集(巻第十六「雑春」 第1061番)にも入集しています。
簗
やなみれば かはかぜいたく ふくときぞ なみのはなさへ おちまさりける
簗見れば 川風いたく 吹くときぞ 波の花さへ 落ちまさりける
簗
簗を見ると、川風が強く吹く時は、波までがしぶきを上げて、まるで花が風を受けて舞い散っているようだ。
「波の花」は川面が波立ってあがるしぶきを花に見立てた表現。107 にも出てきましたね。
この歌は拾遺和歌集(巻第十六「雑春」 第1061番)にも入集しています。