小鷹狩りしたるところ
はなのいろを ひさしきものと おもはねば われはやまぢを かりにこそみれ
花の色を 久しきものと 思はねば われは山路を かりにこそ見れ
小鷹狩りをしているところ
花の色をいつまでも変わらないものとは思わないから、私が山路で狩りをしながら、そこに咲く花をかりそめのものとして眺めるのであるよ。
「小鷹狩り」は 015 にも出てきました。第五句の「かり」は「狩り」と「仮」の両義で、これも良く用いられる掛詞ですね。
小鷹狩りしたるところ
はなのいろを ひさしきものと おもはねば われはやまぢを かりにこそみれ
花の色を 久しきものと 思はねば われは山路を かりにこそ見れ
小鷹狩りをしているところ
花の色をいつまでも変わらないものとは思わないから、私が山路で狩りをしながら、そこに咲く花をかりそめのものとして眺めるのであるよ。
「小鷹狩り」は 015 にも出てきました。第五句の「かり」は「狩り」と「仮」の両義で、これも良く用いられる掛詞ですね。