道行く人のしぐれにあへる
みちすらに しぐれにあひぬ いとどしく ほしあへぬそでの ぬれにけるかな
道すらに しぐれにあひぬ いとどしく ほしあへぬ袖の ぬれにけるかな
道行く人がしぐれにあった
道までもが時雨にあって濡れている。まして涙の乾かない袖はいっそうしっとりと濡れてしまった。
第三句の「いとどし」は「ますますはなはだしい」「いっそう~である」の意で、「ぬれにけるかな」に掛かかっています。
道行く人のしぐれにあへる
みちすらに しぐれにあひぬ いとどしく ほしあへぬそでの ぬれにけるかな
道すらに しぐれにあひぬ いとどしく ほしあへぬ袖の ぬれにけるかな
道行く人がしぐれにあった
道までもが時雨にあって濡れている。まして涙の乾かない袖はいっそうしっとりと濡れてしまった。
第三句の「いとどし」は「ますますはなはだしい」「いっそう~である」の意で、「ぬれにけるかな」に掛かかっています。