ちりがたの はなみるときは ふゆならぬ わがころもでに ゆきぞふりける
散りがたの 花見るときは 冬ならぬ わが衣手に 雪ぞ降りける
散り際の花を見ていると、冬でもないのに私の服の袖に雪が降ってきたかのようだ。
「散りがた」は散り際の意。舞い散る花びらを雪に見立てての詠歌ですね。485 では、逆に袖に降る雪を花びらに見立てた歌も登場します。
ゆきふれば くさきになべて をるひとの ころもでさむき はなぞさきける
雪降れば 草木になべて 折る人の 衣手寒き 花ぞ咲きける
ちりがたの はなみるときは ふゆならぬ わがころもでに ゆきぞふりける
散りがたの 花見るときは 冬ならぬ わが衣手に 雪ぞ降りける
散り際の花を見ていると、冬でもないのに私の服の袖に雪が降ってきたかのようだ。
「散りがた」は散り際の意。舞い散る花びらを雪に見立てての詠歌ですね。485 では、逆に袖に降る雪を花びらに見立てた歌も登場します。
ゆきふれば くさきになべて をるひとの ころもでさむき はなぞさきける
雪降れば 草木になべて 折る人の 衣手寒き 花ぞ咲きける