しらゆきに ふりかくされて むめのはな ひとしれずこそ にほふべらなれ
白雪に 降りかくされて 梅の花 人知れずこそ にほふべらなれ
降る白雪に隠れて、梅の花が人知れず美しく咲いているようだ。
しばしば見立てとして用いられる雪と梅ですが、ここでは雪に紛れて梅が見えづらくなっている情景ですね。
この歌は玉葉和歌首(巻第一「春上」 第62番)に入集していますが、そちらでは第二句が「降りかくさるる」とされています。
しらゆきに ふりかくされて むめのはな ひとしれずこそ にほふべらなれ
白雪に 降りかくされて 梅の花 人知れずこそ にほふべらなれ
降る白雪に隠れて、梅の花が人知れず美しく咲いているようだ。
しばしば見立てとして用いられる雪と梅ですが、ここでは雪に紛れて梅が見えづらくなっている情景ですね。
この歌は玉葉和歌首(巻第一「春上」 第62番)に入集していますが、そちらでは第二句が「降りかくさるる」とされています。