やまざとは あきこそことに わびしけれ しかのなくねに めをさましつつ
山里は 秋こそことに わびしけれ 鹿の鳴く音に 目をさましつつ
壬生忠岑
山里は、秋がことのほかわびしいもの。鹿の鳴く声に幾度も目を覚まして。
「つつ」は反復を表す接続助詞。しんと静まった夜更けに鳴く鹿の声に目を覚ますことを繰り返すたびに一層つのるわびしさを詠んでいます。
やまざとは あきこそことに わびしけれ しかのなくねに めをさましつつ
山里は 秋こそことに わびしけれ 鹿の鳴く音に 目をさましつつ
壬生忠岑
山里は、秋がことのほかわびしいもの。鹿の鳴く声に幾度も目を覚まして。
「つつ」は反復を表す接続助詞。しんと静まった夜更けに鳴く鹿の声に目を覚ますことを繰り返すたびに一層つのるわびしさを詠んでいます。