美術館通いが好きな人にはお馴染みの「吉野石膏コレクション」。
これまで色々な美術展に貸し出されたのを単発で見ながら、山形を訪れる機会があれば是非(コレクションが寄託されている)山形美術館に行きたいと思っていたのだが、山形に行ってもきっと一度には見られないであろう点数の作品が、大挙して三菱一号館美術館に来ている。
それはもう名品揃いと言う必要もないくらい圧巻の充実度。特に今回はピサロやシスレーの新しさ(後期印象派やフォーヴに繋がるという意味で)やモネの多様さに蒙を啓かれるばかり。このセザンヌを見てニコラ・ド・スタールを連想したのは私だけではあるまい。
(クロード・モネ「テムズ河のチャリング・クロス橋」1903年、吉野石膏コレクション)
(ポール・セザンヌ「マルセイユ湾、レスタック近郊のサンタンリ村を望む」1877-79年、吉野石膏コレクション)
名古屋、神戸と巡回して東京が最後の展示。会期は1月20日まで。
印象派からその先へ-
世界に誇る吉野石膏コレクション展
2019年10月30日~2020年1月20日
三菱一号館美術館
セザンヌとピサロは面白いです。
神戸市にきますので楽しみにしています。
文泉拝
巡回していたようです。
もっと早くに気付いてお伝えすれば
良かったです・・・