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Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

同期の誼(よしみ) (Bar Deuce)

2009年03月07日 | お酒・飲み物

今週、久しぶりに会社の同期2人とメシを食いました。

1人は同じ大学の出身、もう1人は同じ京都の別の大学の出身です。実はこの2人とは内定を貰った後すぐに知り合い、会社に入る前からつるんでいましたので、もう何年の付き合いになるでしょうか。入社してすぐは別々のところに配属になったのですが、何年かして本社(東京)で一緒になり、また誰かが転勤になって別々に、ということを繰り返していたので、3人揃うのは本当に久しぶりのことです。

新米の頃は飲み会に呼ばれても所詮は茶坊主ですし、なかなか自分の意志で飲み会を選ぶことが出来ませんが、この歳になってくると、一緒に行きたい奴と、行きたいところで、食べたい物を食べることが許されるようになります。この日は私のお気に入りの店に行き、普段はかなーり抑制している(と本人たちは思っている)関西弁を使い倒し、あっという間に時間が過ぎて行きます。

傍から見るとさぞやかましかっただろうと思いますが、3人揃うといつも話題になるのは、入社前の勉強会(と称する、いわゆる学生の「拘束」←もう時効でしょうな)で初めてお互いを見たときの印象。そして、そこから現在に至るまでの身体的経時変化。(まぁ要するに、腹が出たり髪が薄くなったりと、オヤジネタです・・・

本当にいつも不思議に思うのですが、1年先輩でも1年後輩でもない、同期とだけでしか共有出来ないものが、私たちサラリーマンにはあるような気がします。それぞれに部下もあり家庭もあり、背負うものは違っていてもそこで共有出来るもの。ズバリその話題をしなくとも互いに理解出来るもの。その本質的なところと周辺のところ、全てが自然に分かり合える、同期ならではの有難さを感じた時間でした。

メシを食った後、もう少し飲もうと立ち寄ったのがこのバー。シングルモルトが好きな人なら絶対に知っているアイラモルト、Ardbeg(アードベッグ)の品揃えが特にカルトなバー「Deuce」。バックバーのド真ん中にArdbegが整然と並びます。

あまりのカルトさに、私なんぞはいつも気遅れして(ブレンデッドの)バランタイン(17年)を頼んでしまうのですが、しかし諸氏、本来バックバーに置いてあるお酒は何を頼んでもよいのですぞ! しかも、バランタインの原酒、「魔法の7柱」と呼ばれるシングルモルトの一つがArdbeg。まんざら場違いではないのです。この日も勿論、バーテンダーさんがさっと気持ちよく、清々しいハイボールを作って下さいました。

私はこの店で別れましたが、あとの2人はこの後「天下一品」(関西弁では「テンイチ」(←イントネーションが再現出来ず残念!))でラーメンを食べてさらにビールを飲んだそうです。そんなことしとるから、えべっさんみたいに立派な腹になるんやろうが・・・と翌日のメールに書いたことは言うまでもありません。

Bar Deuce
千代田区神田多町2-11
岡崎第19ビルB-1
03-3251-0061

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