いつも決まった通路を通って決まったお店にしかいかないので(手元重視の遠近両用メガネでそもそも遠くは見えないし)全く気づかなかったのだが、最近やたらと曜変天目の写真を見ると思ったら、静嘉堂文庫美術館の分館がすぐ近所にあると知る。
今日夕方の打ち合わせが飛んだので、これ幸いと早上がりで覗いてきた。
茶道の心得も知識も全くない私が観るのも何だか恐れ多いが、何度見ても美しいものは美しい。
(国宝 曜変天目(「稲葉天目」)建窯 南宋時代)
(重要文化財 油滴天目 建窯 南宋時代)
特に、真上からかなりの光量を当てて展示している曜変天目は、これまで見たどの展示よりも明るく、よって濃淡やキラキラ感の幅が増す。ガラスケースに入った展示台も心持ち低いので、皆さん(私ももちろん)おでこや鼻をぶっつけながら覗き込む。まさに眼福。
特別展 眼福―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋
2024年9月10日(火)~11月4日(月・振休)
静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)
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