久々に作りたいものがあって、ちょっとばかし革を細工してみました。
私は本を読む時、印象深いフレーズや後で読み返すことがありそうな箇所があるとメモを取るのですが、このところずっとこのジョッターメモを使っていました。
このジョッターメモは、カバンのポケットからさっと取り出してメモを取るには極めて便利なのですが、基本的にそのままではメモ用紙の一面しか使えないので、次のメモ用紙に取り替えようとすると、例えば行き帰りの電車のように身体の自由が利かないところではとても不便です。
そこで、何枚か連続して使える(いわゆる普通の)帳面式のものに替えてみることにしました。
お気に入りの伊東屋には色々なメモパッドが売っていますが、店頭でこんな製品を見ているうちに、これなら試しに自分で作ってみようと思った次第です。
作りは非常に単純です。内側の上下にポケットを作っています。
メモ帳は伊東屋のオリジナル(maruman製)。背表紙の台紙を下のポケットに差し込み、
表表紙は入れても入れなくても使えますが、上のポケットに入れるとこんな感じです。
サイズ的にはジョッターメモとほとんど同じです。
(奥がジョッターメモ)
早速使っていますが、ポケットの幅と深さに少し余裕を持って作ったので、開け閉めすると表表紙
がするするとスライドしてくれますし、なかなか快適です。もっと早く作れば良かったです・・・
ところで、今回はちょっとだけ進歩がありました。
以前から何となく自信が持てなかった「縫い目」に関してですが、今回ようやく、これまで自分がやっていたやり方の間違いに気付きました。
例えばこれが以前作った定期入れの縫い目ですが、
縫い目が単調というか、真っすぐに見えています。
本当はもっと斜めに、リズミカルに縫えるはずなのに、おかしいなぁと思っていました。今回たまたま気付いたのは、両側から針を通して糸を交差する時に、どうやら私はひとつ余計に糸を引っ掛ける癖があったようです。
文章で説明するとこうなるのですが、結果的にそのやり方をやめると、
こんな風になりました。
因みに裏側の縫い目はこうなっています。
勿論、まだまだ縫い目自体はガタガタではありますが、ずっと気になっていた「縫い目が斜めに」というやり方は、こういうことだったのだとようやく気付きました。
素人の不勉強でお恥ずかしい話ですが、この点に関してはひとつ納得出来たので、これからまた他のモノにもチャレンジしてみたいと思っています。
おみごとです。魚花さん
少なくとも私よりは
縫うのが面倒で、この数年、接着剤のみで
ブックカバーを作成しています。
接着剤が良くなつたのか、100円均一の
商品でも実用に十分耐えています。
平野
100均の接着剤とは微笑ましいですね(笑)
ブックカバーはそのうち作ってみようと思っていたところです。
新書&ペーパーバック用と文庫用ととりあえず2種類でいかがでしょう?
他に何かお好みがあれば言って下さい。
ああ、それから。
革はお任せ下さい。何せ端切ればかりなもんで
大人のアイテムって感じがするし、卒が無い。
少し分けて欲しいわ、そのセンス。。。_| ̄|○
この縫い目は、言われてみれば確かに見た事あるねw
レベルアップしたね
チャララッチャッチャ~
でも構造が簡単な割には、使い心地はなかなか良いよ。
縫い目はねぇ・・・もっと早く気付いていれば、
あのコインケースももっと見栄えが良かったんだが
もっと精進します
山師または漁師が使用して
恥ずかしくないもの。
と言うことは完全におまかせと言うこと
になるのかなあー。
なにしろシャンプーなるしろものを
利用したことのない文明人が携帯しますので。
ご存知のとうり、
面白くない書籍は破り読みのブンカジン
ー別名「野蛮人」とも呼ぶそうですー
なもんで
文泉
思いますよ
> 山師または漁師が使用して恥ずかしくないもの
山や川で本を読む訳ではないでしょうが、
おっしゃることはまぁ分かります。
とりあえず、一度作ってみますので、使ってみて
頂いて、改善点があればご指摘下さい