
グリップ部分の接着が終わりました。ご覧の通り、特にこれと言って特徴はありませんが、丁寧な作業を心がけました。アップの写真はこちら。
グリップはいずれもFujiのシェイプ済のもので、フロントグリップは先端が少しだけラッパ状になっています。ワインディングチェックもFujiのレッドを合わせてみました。

リールシートはMud Holeの通販で買ったもので、アメリカのPacific Bay社のもの。Aftcoなどのアルミシートに比べると肉が薄く軽量ですが、それでもFujiのDPS等に比べると重量はあります。但し、今回のブランクは4本継ぎで、継ぎ目があるだけ持ち重りしますから、ロッド全体の重心を手元に寄せるためにも、リールシートは多少重い方が好都合だと考えました。
このリールシートが特徴的なのはそのフードの薄さです。以前もご紹介しましたが、リールを付けて握った時の感触が、何とも言えず滑らかです。

リールシートの向きはオーソドックスなアップロック。実はここも最後まで悩んだのですが、少しでもリールシートの下の長さを長く取った方がダブルハンドでキャストするのに都合が良いと考え、この向きにしました。
リアグリップも先端が少しだけラッパ状に広がった形状のもので、心持ち握りやすくなっています。バットエンドに同じくFujiのアルミパーツ(色は勿論レッド)を合わせる予定ですが、ここはフロントグリップの上の部分にスレッドを巻いてコーティングする際、半端もののブランクを突っ込んでロッドドライヤーで保持しますので、全部の工程が終わってから接着しようと思っています。
次の作業はまた週末になりますが、先にガイドセッティングの検討に掛かりたいと思っています。面倒なのはスパイン出しです。実はちょっとやってみたのですが、何せ4ピースありますし、そもそも各ピースが短いですから、片端を床につけてグルッと回すやり方は出来ません。端面をノギスで測ってシートの巻き初めと巻き終わり(つまり肉厚の薄いところと厚いところ)の見当はつけてありますが、ここは少し割り切って、4ピースを繋いで見た時に反りと曲がりが同じ方向を向くようにすることを優先させようと思っています。
ガイド間隔はFujiのバイブル、ニューコンセプト仕様をベースにします。ただここはそのままではつまらないので、いつものように等比で数値を置いてみて、継ぎ目部分との兼ね合いで決めていこうと思っています。先はまだまだ長いですが、ひとつひとつの作業を丁寧にやっていきます。

4PCのスパインは探すの大変ですよね。
またぎとかで昔聞いたんだけど各ピースを曲げて探すのがやっぱ一般的らしぃです。
各ピースの中をよく見るとシートの巻き始め部分がわかるモノがありますょ。
その辺もアタリ付けに役立つかもです・・・
1/4ピースはかろうじて曲げて分かるのですが、
他のピースはちょっと分からないです。
巻き始めの重なっている箇所も何となく分かるので、
それを規準に考えるしかないと思っています。
また分からないことがあったらお聞きしますから、
チェキよろしくです