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Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

とんこつラーメン 「一蘭」

2010年07月24日 | 食べ物

先日、昨年来よく釣りにご一緒しているO先輩と「一風堂」に行った時に、「とんこつラーメンなら『一蘭』も美味しいよ」という話を聞いていました。

調べてみると、元々は博多(福岡県)がベースで、東京都内でもあちこちに店舗があるようです。この日はたまたま渋谷に行ったので、早速寄ってきました。

店に着いたのは夜の9時頃でしたが、地下の店に入る階段のところから行列が出来ています。15分くらい待ったでしょうか、ようやく店の入り口に到達したと思ったら、今度はそこで食券を買い、さらにオーダー用紙を渡されます。そこに味の濃さやトッピング、麺のゆで加減など、自分の好みを書くようになっています。

そこでも10分ほど待ってようやく席に通されたのですが、驚いたのがその席(カウンター)の構造。一緒に行った後輩は福岡で何度も行ったことがあるらしく、事前にある程度は聞いていたのですが、何とも奇抜な仕組みです。

名付けて「味集中カウンター」。何かと言うと、席に座って右が壁。



左も壁。



目の前のすだれが半分上がっているので向こうを覗くと、



こんな構造になっています。この真ん中の通路を店員さんが行き来するのです。勿論、お互い顔は見えません。丁寧な挨拶とともに現われた店員さんに食券とオーダー用紙を渡すと、目の前のすだれが一旦下ろされます。



待っている間に色々と見ていると、目の前にこんなボタン。



替え玉をする時にはここに替え玉用の金属プレートを置くと、チャルメラの音が鳴って店員さんに伝わる仕組みです。女性でも声を出さずに替え玉がオーダー出来る配慮とか。(しかし、私の席にはどこを見渡しても金属プレートはなく、呼び出しボタンを押して店員さんを呼びました。後で別の店に行って分かったのですが、最初にラーメンの食券を買う際に「替え玉」の食券も一緒に買っておくと、店員さんが最初に注文を聞きに来た時に金属プレートを渡してくれるようです。)

ほどなく、またまた丁寧な物言いとともに店員さんが現われ、ラーメンが登場。

 

博多らしい細麺です。スープは、ベースのとんこつに、唐辛子が効いた辛味だれが乗っています。私は初めてだったのでこのたれの量を1/2でオーダーしたのですが、それでも十分辛味が効いていました。ただ、さすがに単に辛いだけではなく、とんこつ特有のまろやかさと相俟って、これはかなり後を引く味です。私は最近、とんこつラーメンが食べたくなったら、手近なところで平均的に美味しい「一風堂」か「じゃんがら」しか行っていなかったのですが、この「一蘭」は堂々のお気に入りランクインです。

因みにとんこつラーメンらしく、替え玉が出来ます。事前に食券を買うことも出来るのですが、私はこのカウンターの中でオーダーしてみたかったので(金属プレートが見つからず、若干キョドりましたが)、呼び出しボタンを押して店員さんを呼び、現金を払って注文。こちらが替え玉160円。



因みにこちらが半替え玉100円。



え? ええ、ええ、これで都合、2.5玉食べたことになりますが、何か

いやぁ、美味かったです。スープまで勿論完食すると、どんぶりの底から現われるこの文字。



調べてみると、上野や池袋、渋谷に六本木と、私がよく行く飲み屋や美術館のあるところには大抵あるようです。これからは一人ご飯の定番の一つになりそうです。

天然とんこつラーメン 「一蘭」

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2 コメント

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そうそう (かっしー)
2010-07-25 22:54:02
もし予備知識なしに1人で入店したら、かなりアタフタしますよねw

私もハナシには聞いていたにも関わらず、実際に行ったら
面喰らいましたよ。(ラーメン屋だけにwww)

ちなみに、越谷レイクタウン店の入口には、“エアシャワー”があるそうです。
何がしたいんだか。。。
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かっしーさん (魚花)
2010-07-26 21:37:48
この間2回目行きましたが、確かに集中出来てよいかも

> ラーメン屋で面喰い

往年のキレが戻ってきましたね

エアシャワーって、要するにホコリや臭いを落としてから
店のなかに入れってこと?
それはちょっとやりすぎかもなぁ・・・
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