むかし英語の先生に「一生使うたらあかんでー」と教わった "Shame on you!" という言葉が毎日のように口をついて出てきそうな今日この頃。
疲れてるなぁ・・・ (すみません、愚痴で。)
そう思った時は、景気良くチャイコフスキー。これまたムラヴィンスキー+レニングラード・フィルで、CDも持ってはいるが、アナログの手触り感と空気感を感じるにはやはり LP。
「悲愴」と名のついた交響曲第6番の第1楽章は、緩急強弱変幻自在なのだが、160小節目辺り、クラリネットからファゴットが pppppp で消え入るように吹いた後、フェルマータを挟んで、突然 ff で怒涛のように走り出す。
まさにこの ff の直前、弦楽器奏者がみな呼吸を合わせて弓を構えた時の「音」、というか空気の動きがしっかり残っている。
初めて聴いたのは学生の時だが、今も聴くたびに新鮮な驚きがあり、そのたびに心の垢が落ちていくような気がする。
エフゲニ・ムラヴィンスキー+レニングラード・フィル/
チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」(Amazonのサイト)
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