
三菱一号館美術館で開催中のルドン展。
収蔵品の「グラン・ブーケ」をはじめとするパステル画や、お馴染みの白と黒のリトグラフに加え、意外に油彩画も多く見ごたえ十分。

(オディロン・ルドン「ブラン・ブーケ(大きな花束)」1901年、パステル/カンヴァス、三菱一号館美術館蔵)
恐らく彼の肖像画は初めて見たが、人物そのものよりもその背景に目が行く。それが想像力を刺激し、何だか描かれた人物の心象を表しているような気さえする。

(オディロン・ルドン「ドムシー男爵夫人の肖像」1900年、油彩/カンヴァス、オルセー美術館蔵)
展示は5月20日まで。
ルドン - 秘密の花園
2018年2月8日~5月20日
三菱一号館美術館
小生も肖像画の背景を想像して楽しめました。
パステル画も拡大すると興味がもてました。
ルドンの作品も興味深い味があることが
わかりました。
文泉拝
この肖像画をきっかけに、改めてその背景に目が行った気がします。
見ているようで見ていないものですね。
こういう発見があるから、いつも楽しいのですけど。