Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

どら焼き 八判鼓判 (大丸東京店)

2012年10月16日 | 食べ物

何年か前に職場が丸の内側に移ってからは、東京駅の大丸(八重洲側)に行く機会がめっきり減りました。

先日たまたま八重洲側で飲み会があった時に久しぶりに行ってみると、以前は1階にしかなかったお菓子売り場が地下にも出来ています。その時はぐるっと(ちらっと)しか見て回らなかったのですが、他のデパ地下であまり見かけないお店も入っています。

特に気になったのがこのどら焼き。試食用に小さく切ったものを頂くと、なかなか個性的な餡です。まわりの皮もふんわり柔らかく、いかにも作りたてという感じ。

で、その時は買わずに飲みに行ってしまったのですが、別の機会に改めて店に行き、家に買って帰りました。

八判鼓判という名前だけを聞くと、それがどら焼きとは想像できないですね。



冒頭の写真のように、割と大きめの小判の形をしています。



餡はつぶ餡。小豆の身も皮も残したところに、蜂蜜がくどすぎず、甘さが落ち着いているのは塩加減でしょうか。



皮はどこまでも柔らかく、ふんわり感抜群。パンケーキやホットケーキとは全く違う、まるで出来たての和菓子のようです。

同じ大丸東京店の1階には森幸四郎のどら焼きがありますが、全くタイプが違います。この八判鼓判は、皮だけ見ると日本橋のうさぎやに近いですが、餡はうさぎやよりもやや硬めです。

うさぎやのつぶ餡は、勿論甘いのですが甘すぎず、贅沢な香りが喉越しに残ります。それに比べるとこちらの餡は、甘さはやや抑えてあります。

この餡を物足りないと感じるかあっさりしていると感じるかは、個人の感覚の問題でしょう。それでもこの皮のふんわり感は、試食用の小さい断片ではなく、是非丸ごとガブリと頬張ってみて初めて分かるというもの。

ああ、こんなお店が丸の内側にあったらなぁ・・・

どらやき 東京謹製 八判鼓判
大丸東京店 地下1階

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