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この小説に登場するグリムケ姉妹は実在の人物。
姉のセアラ(1792~1873)、妹のアンジェリナ(1805~1879)ともにアメリカの奴隷廃止運動家。
物語は姉のセアラと、その家の奴隷ハンドフルが交互に語る形式。姉妹やその家族の生没年等、時代設定は史実の通りだが、ストーリーはあくまでも著者によるフィクション。
白状すると、話が重すぎてとても最後まで読めないかと思ったが、最後の最後で少し救われた気がする。
それでも読み終わった時、思わず「ふーっ・・・」と深く息を吐いてしまった。
2014年の作品。
Sue Monk Kidd,
The Invention of Wings
(Viking)
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