北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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調べてみると・・・

2010-09-08 20:26:35 | 道外旅行記
「興味深い・・・」


日常を離れて旅をしていると、目にする景色、耳にする話、出会う人、そして食べ物や飲み物などについて、このように感じることが最近多くなってきた。
例えば、昨日紹介した、「サンメッセ日南」のモアイ像に関するエピソードもそうなんだけど、せっかく旅先で興味を持った以上は、やっぱり調べてみたくもなるもの。
とまあそんなわけで・・・、


「さあ、検索をはじめよう」


えっ、どっかで聞いたような台詞だなって?
気のせいでしょう。先へ進みます。

ということで、今日「興味深い」と感じたのはこれ。








今日は、宮崎県を飛び出して、4年ぶりとなる鹿児島県は霧島神宮へ。
そこで、このような灯篭を見かけたので、早速その意味を検索してみた。

「天孫降臨(てんそんこうりん)」という話、歴史の授業で聞いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんが、神々がこの世を支配したとせれていたその昔、天照大神(アマテラスオオミカミ)の神勅を受けて、孫神である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が、三種の神器を手に、7人の神様と、道案内の猿田彦命(サルタヒコノミコト)とともに、高天原(タカマガハラ)に降り立ったとされているのがその話で、その第一歩を記したのが、現在の宮崎県と鹿児島県の県境に位置する高千穂峰であったことから、日本の建国神話とその歴史が始まったと伝えられています。
しかし、この話にはもう一つ別な説が存在し、同じ「高千穂」でも、高千穂峰ではなく、宮崎県北部に位置する「高千穂町」がその舞台だという説もあって、江戸時代の国学者本居宣長は「初めに西臼杵郡の高千穂に、そして霧島山に遷(うつ)った」との説を述べているほどであるという。
結局のところ、どちらが正しいのかははっきりしていないそうなのだけど、高千穂峰の麓に位置する霧島神宮では、このような灯篭を建てて、「日本発祥の地」を宣言しているということらしい。








これが、その神話に登場する、「猿田彦命」の像。
JR霧島神宮駅の近くに設置されています。

とまあ、簡単に書くとこんな感じなんだけど、こうやって調べてみるのは、やっぱり面白いもの。
これからも、色々なことに興味を持ち続けていければと思います。


※ 「興味深い・・・」「さあ、検索をはじめよう」とは、「仮面ライダーW」における、主人公の一人、フィリップが口にする定番台詞。
コメント (4)
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