北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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恐らく大丈夫だろう

2018-10-26 20:47:03 | 日々のもろもろ
今日は所用で終業前に二時間休暇を取り、職場から、アパートとは反対の方向へ往復1時間歩いたのだけど、車で通ったことはあっても歩いて行くのは初めてだったので、とても新鮮に感じて楽しかった。
こういうことを通じて新たな発見ができるのも、散歩、町歩きの醍醐味といったところかな。

さて、明日から来週月曜日まで、「秋の遠足」のため上京。
幸い台風26号は日本列島には接近せず、首都圏の天候は大丈夫なようだけど、明日と月曜日、北海道の方の天候が今一つなのが心配。
明日は、釧路は天候が荒れ出すのが午後からの予報で、飛行機が出発する10時20分は、降ってても小雨みたいなので大丈夫かと思うけど、月曜日は詳細予報がまだ出ていないので、日曜日はしっかりと予報チェックしなきゃ。
まあ釧路空港は近年設備改良が進み、夏場の、それこそ100m先も見えないような濃霧の日でも欠航率が1%未満だそうなので、霧じゃなく単なる雨だったら余計大丈夫だろうと信じてますけどね。
明日はそうだなあ、空港行きバスが釧路駅前バスターミナルを出る8時25分の時点で降ってなければよしとしましょう。
月曜日も、空港に着く14時過ぎの時点で降っていなければそれでよしとします。

今回は、「遠足」の舞台が横浜と小田原なので、宿泊先は蒲田。
蒲田にはもう何回も泊まっているけれど、町歩きをしたことはなかったので、明日は蒲田駅周辺をブラブラとする予定。
コースは決めているけれど、回ることで思いがけない発見も多々あるだろうから、その辺を楽しみにしています。
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昔のまま

2018-10-25 20:54:32 | 釧路&釧根地方






私が日頃利用している「くしろバス」。











釧路市内には、もう一つ「阿寒バス」というバス会社も運行しています。
こちらは、釧路空港連絡バスや、札幌~釧路の都市間バスしか利用したことがありません。

現在はこうして二つの会社となっていますが、元は一つの会社でして、現在の「くしろバス」の前身である「東邦交通」という会社から、昭和28年(1953年)に観光バス部門が分社化して、「阿寒バス」が誕生したものです。
で、「東邦交通」は、その後、1989年(平成元年)5月に「くしろバス」となって現在に至っているのですが・・・、








えっ、「東邦交通」?





かつて「東邦交通」だった頃に使われていたバス停が、路線廃止後も記念碑的な意味合いで残されているというわけではなく、ご覧のとおり、現役のバス停です。
ということは、利用客の皆さんも、気付いてはいつつも、特に気にせずにいるということなのでしょう。
いや、私は好きですよこういうの。いっそこのまま、老朽化若しくは破損などで更新せざるを得なくなるまで、このまま変わらずにいてほしいです。

(このバス停の場所はこちら
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スタンプラリー

2018-10-24 21:36:52 | 釧路&釧根地方
先週末、部屋の模様替えをしてみた。
PC用デスク(子供の頃から約40年使っている学習机)の位置を変えてみたのだけど、心なしか部屋が広く使えているように感じて新鮮。
今更だけど、4月に引っ越してきたときからそうすればよかったと思いました。

で、今日の話題はそれではなくて・・・。





今、釧路市内でこんなスタンプラリーが開催されています。





チェックポイントは8箇所。
うち7箇所は徒歩で回れる範囲内にあり、残る1箇所は少々遠い(他の7箇所から徒歩で行くのはかなり厳しいかと)けど、面白そうだったので全箇所回ってみました。

詳細はこちら
締め切りの11月4日(日)まで、まだ2回週末があるので、市内散策を兼ねて楽しんでみてはいかがでしょうかと思い、紹介させていただきます。
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釧路漁業の父

2018-10-23 19:52:42 | 釧路&釧根地方



幣舞橋を渡り、ロータリーを過ぎて春採湖方面へ向かう「富士見坂」という坂。
阿寒湖に近い「阿寒富士」を見渡せるというところから坂の名前がついたとされています。





その「富士見坂」を登って行くと、右側に一つの銅像が建っています。





それがこの像。
すみません、雪が残っていることからもお察しかと思いますが、撮ったのは釧路に来て間もない4月上旬です。

それはさておき、この人物は誰かというと、「嵯峨久」という、「釧路漁業の父」と呼ばれている人物です。

明治時代までの釧路の漁業は、無動力の帆船によるものが主流でしたが、大正時代の初旬に手漕ぎマグロ漁船の遭難事故が発生したことから、やがて漁船の動力化の機運が高まってきました。
そんな折りの大正3年(1914年)、秋田出身で、樺太や沿海州で漁業に従事した後に釧路に移住していた嵯峨久が、発動機新造船を釧路に導入して成功をおさめ、翌年には、「釧路鮪流網組合」を設立して組合長となり、釧路をマグロ漁で活性化させるきっかけを作りました。

この他にも、大正13年(1924年)には、生産者市場の開設を唱えて共同市場を開設したり、私財を通して、現在の釧路港副港地区(この辺り)に「嵯峨漁港」を開設するなど、正に現在に至る漁業基地釧路の礎を築いた人物なのです。





そんな嵯峨の功績を称えて、昭和3年(1928年)に銅像の建立が決定し、同5年(1930年)に除幕されました。
太平洋戦争でその銅像は供出されてしまいましたが、昭和36年(1961年)に、最初の像の作者であった松村秀太郎の手で再建され、同年8月27日に落成しています。





そんな銅像の右手に握られている物。
これは実は双眼鏡でして、銅像が現在地に建立されているのは、この地から釧路の港を見下ろすという意味合いがあるとされています。
そんな目的の象徴として、この双眼鏡も作られたということなのでしょう。





なんだけど・・・、銅像から先を見ると、ご覧のとおりよく見えませんね・・・。





ということで、急斜面のギリギリまで進んでみましたが・・・、ウーン、お住いの皆さんには大変申し訳ありませんが、マンションが・・・。
ま、それは言っても仕方がないですね。この銅像と、建てられた目的を知っておくだけでも、釧路の歴史に関する学習としては十分だと思います。

(この銅像の場所はこちら
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民衆駅

2018-10-22 21:13:28 | 釧路&釧根地方



釧路の勉強を色々としている中で、「民衆駅」という言葉があることを知った。
どういう駅のことかというと、かつての国鉄と民間の共同出資によって建設された駅舎のことで、構内施設の有効利用のために、ホテルや店舗のスペースとして活用することが許可されていることが一つの定義とされています。
日本全国では、愛知県の豊橋駅が第1号とされており、北海道では、札幌駅、旭川駅に続き、この釧路駅の三代目となる駅舎が、三番目の民衆駅として、昭和36年(1961年)12月に新たに開業しています。

ということで、今回は、そんな「民衆駅」の中をちょっとご紹介。





改札口。
3月末に久しぶりに利用したとき、造りもさることながら、列車の出発を知らせるアナウンスの際に流れるメロディーが以前住んでいた頃と変わっていないことを確認して、懐かしい気持ちがこみ上げてきました。








構内の通路。
コンビニやお惣菜屋さん、パン屋さん、蕎麦屋さん、古書店さんなどが入居していますが、このうちお惣菜屋さん、パン屋さん、蕎麦屋さん、古書店さんは、いずれも以前住んでいた頃から変わらずに営業しています。
コンビニの横にある軽食・喫茶の店はどうだったかな・・・。





以前はなかったお店の一つが、この「なつかし館 蔵」というお店。
店内には、昭和30年代頃の映画のポスターが多数掲示されています。
以前は、この場所にはラーメン屋さんがあり、平成10年(1998年)のGWに道東を旅行したときに利用したのをはっきりと覚えています。
(ついでに言うと、このGWにあった、某人気ロックグループのメンバーの悲報は、そのラーメン屋さんで読んだスポーツ新聞で知ったのを、これまたはっきり覚えています・・・。)








今回初めてここに入り、オーダーしたのが、写真の「ライスカレー」。
これは本当に美味しいです。また近いうちに食べに行きたいと思っています。





駅構内にある旅行代理店の出入口なんだけど、以前釧路駅には、「ステーションデパート」という地下商店街(駅舎の地下なので「地下街」ではありません)があり、この辺りに地下へ通じる階段がありました。
札幌に帰省するときにお土産を買ったり、中にあった大衆食堂(そこもカレーライスが美味しかった)を何度も利用したのを覚えています。
地下改札口もあり、買い物をしてそのまま地下からホームへ向かうことができたものでした。
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