北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
(C)ナナマガラー All Rights Reserved.

民衆駅

2018-10-22 21:13:28 | 釧路&釧根地方



釧路の勉強を色々としている中で、「民衆駅」という言葉があることを知った。
どういう駅のことかというと、かつての国鉄と民間の共同出資によって建設された駅舎のことで、構内施設の有効利用のために、ホテルや店舗のスペースとして活用することが許可されていることが一つの定義とされています。
日本全国では、愛知県の豊橋駅が第1号とされており、北海道では、札幌駅、旭川駅に続き、この釧路駅の三代目となる駅舎が、三番目の民衆駅として、昭和36年(1961年)12月に新たに開業しています。

ということで、今回は、そんな「民衆駅」の中をちょっとご紹介。





改札口。
3月末に久しぶりに利用したとき、造りもさることながら、列車の出発を知らせるアナウンスの際に流れるメロディーが以前住んでいた頃と変わっていないことを確認して、懐かしい気持ちがこみ上げてきました。








構内の通路。
コンビニやお惣菜屋さん、パン屋さん、蕎麦屋さん、古書店さんなどが入居していますが、このうちお惣菜屋さん、パン屋さん、蕎麦屋さん、古書店さんは、いずれも以前住んでいた頃から変わらずに営業しています。
コンビニの横にある軽食・喫茶の店はどうだったかな・・・。





以前はなかったお店の一つが、この「なつかし館 蔵」というお店。
店内には、昭和30年代頃の映画のポスターが多数掲示されています。
以前は、この場所にはラーメン屋さんがあり、平成10年(1998年)のGWに道東を旅行したときに利用したのをはっきりと覚えています。
(ついでに言うと、このGWにあった、某人気ロックグループのメンバーの悲報は、そのラーメン屋さんで読んだスポーツ新聞で知ったのを、これまたはっきり覚えています・・・。)








今回初めてここに入り、オーダーしたのが、写真の「ライスカレー」。
これは本当に美味しいです。また近いうちに食べに行きたいと思っています。





駅構内にある旅行代理店の出入口なんだけど、以前釧路駅には、「ステーションデパート」という地下商店街(駅舎の地下なので「地下街」ではありません)があり、この辺りに地下へ通じる階段がありました。
札幌に帰省するときにお土産を買ったり、中にあった大衆食堂(そこもカレーライスが美味しかった)を何度も利用したのを覚えています。
地下改札口もあり、買い物をしてそのまま地下からホームへ向かうことができたものでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする