週末の東京のレポの前に、釧路の空の拠点である「たんちょう釧路空港」をこれまで詳細に紹介していなかったので、この機会に紹介してしまいます。
近年、その地ゆかりの動物やキャラクターの名前を冠する空港が増えていますが(例えば鳥取県の「米子鬼太郎空港」や、高知県の「高知龍馬空港」など)、釧路空港も、2006年(平成18年)10月に、特別天然記念物である「タンチョウ」の名前を冠して「たんちょう釧路空港」という愛称が用いられるようになりました。
1階ロビー。
現在は、JAL、ANA、AIR DOの大手三社のほかに、関西国際空港行きのpeachも運航されています。
来年はpeachにも乗ってみたいなあ・・・。
到着口の出口側に、愛称にもなっているタンチョウが展示されています。
特別天然記念物なんだけど、最近は空港周辺の畑や原野にも飛来するようになって、周辺を走っていて見かけることが多くなりました。
外には、北海道を象徴する動物といってもよい、ヒグマの親子も展示されています。
釧路近郊は、ヒグマよりもエゾシカの出没による車との接触事故などが相次ぎ、危険が指摘されていますが、熊への注意を喚起する表示板なども、他の地域よりは少ないのかもしれませんが、そこかしこで見かけます。
これは初めて見たキャラクターですが、空港の近くにある温泉施設「山花温泉 リフレ」のイメージキャラクターです。
ここの温泉は、前回釧路に住んでいた16年前、釧路に来て間もない頃に一度行ったきりだけど、最近仕事で近くに行くことが多いので、行ってゆっくりしてこようかなという気持ちが芽生えてきています。
保安検査場入口がある2階ロビーの天井パネル。
ここにもタンチョウが描かれていますが、このパネルを見て思い出すのが、平成15年(2003年)9月26日の早朝に発生した「平成十勝沖地震」のこと。
釧路は震度6強に見舞われ、このパネルも軒並み落下して床を埋め尽くしていた様子がテレビや新聞で報じられ、大変なショックを受けたのが記憶に新しいです。
この年は、9月15日から19日まで京都~滋賀を旅行していて、19日に釧路に戻ってきたのだけど、それから僅か一週間での地震発生で、もし自分が空港にいたときだったらと思うと、本当に怖い思いをしたのを覚えています。