NHK朝のニュース番組「おはよう日本」で、毎朝5時50分頃、特殊詐欺について視聴者に注意を喚起するコーナーがある。
主に実例の紹介をしているのだけど、今日紹介されたのは、あたかも法務省あるいは裁判所の関係機関かと思わせるような架空の組織から発出されたハガキについて。
放送によると、最近、「訴訟最終告知のお知らせ」という表題のハガキを発送し、発生してもいないサイト利用料などの未払いがあり、今回の告知に応じなければ訴訟沙汰になるなどと書いて相手を驚かせ、訴訟取り下げ料や弁護士費用などの名目でお金をだまし取ろうという手口の詐欺が多発しているのだという。
番組では、「このような内容のハガキは詐欺である」旨が強調されていて、勿論それに関してはそのとおりと思ったけれど、私は、このようなハガキは、内容以前の段階で詐欺と見破ってよいと思う。
何ゆえそう思うかというと、それは、このハガキの表題がそもそもおかしいから。
「告知のお知らせ」
「告知」って、そもそも「お知らせ」とか「通知」という意味がある言葉ですよね。
ということは、このような表現は明らかに日本語として二重表現であり、日本語表現にことのほか厳格さが求められる法務省や司法機関がこのようなおかしな表現を用いること自体、私に言わせれば考えられない話。(同じ国家公務員として)
なので、そこは、同じく日頃から日本語の正しく厳格な使い方が求められる国営放送として、「このようなハガキは、内容以前に表題で詐欺と見破れます。」というぐらいのことも言ってよいのではと、今日の放送を見て思ったのだけど、どうでしょうかね。
そのような報じ方をし、それが広まることで、表題を改めて内容を更に巧妙なものにするという、いたちごっこ的な展開になってしまう可能性もあるけれど、私だったらそういう注意喚起もありだと思うなあと、今日の放送を見ていて思いました。
主に実例の紹介をしているのだけど、今日紹介されたのは、あたかも法務省あるいは裁判所の関係機関かと思わせるような架空の組織から発出されたハガキについて。
放送によると、最近、「訴訟最終告知のお知らせ」という表題のハガキを発送し、発生してもいないサイト利用料などの未払いがあり、今回の告知に応じなければ訴訟沙汰になるなどと書いて相手を驚かせ、訴訟取り下げ料や弁護士費用などの名目でお金をだまし取ろうという手口の詐欺が多発しているのだという。
番組では、「このような内容のハガキは詐欺である」旨が強調されていて、勿論それに関してはそのとおりと思ったけれど、私は、このようなハガキは、内容以前の段階で詐欺と見破ってよいと思う。
何ゆえそう思うかというと、それは、このハガキの表題がそもそもおかしいから。
「告知のお知らせ」
「告知」って、そもそも「お知らせ」とか「通知」という意味がある言葉ですよね。
ということは、このような表現は明らかに日本語として二重表現であり、日本語表現にことのほか厳格さが求められる法務省や司法機関がこのようなおかしな表現を用いること自体、私に言わせれば考えられない話。(同じ国家公務員として)
なので、そこは、同じく日頃から日本語の正しく厳格な使い方が求められる国営放送として、「このようなハガキは、内容以前に表題で詐欺と見破れます。」というぐらいのことも言ってよいのではと、今日の放送を見て思ったのだけど、どうでしょうかね。
そのような報じ方をし、それが広まることで、表題を改めて内容を更に巧妙なものにするという、いたちごっこ的な展開になってしまう可能性もあるけれど、私だったらそういう注意喚起もありだと思うなあと、今日の放送を見ていて思いました。